模擬テストを受けた直後、子どもの自己評価は?

教室
模擬テストは子どもの自信のバロメーター
夏を過ぎると、小学校受験でも模擬テストを受ける受験生が増えます。テストを終えて会場の外に出た途端、「どう、できたの? できなかったの?」と詰問口調で子どもに迫っている母親を見かけます。気持ちは分かりますが、結果を知りたくてはやる胸を押さえて、まずはねぎらいの言葉をかけたいもの。「よく頑張ったね!」と励ましましょう。テストの出来不出来と関係がない言葉ならなんでもOKです。

食事やおやつをとって落ち着いた頃にさりげなく「楽しくできた?」と尋ねるのは構いません。普段からそんな風に接している親子なら、「時間が足りなくて○を全部はつけられなかった」「ケンケンしてボールを拾って投げるんだけど、足をついちゃった」など、子どもの本音が聞けるはずです。

でも、親がいつも結果を気にしている場合は違います。親の顔色をうかがいながら子どもは頭を巡らせて答えます。本番入試の役に立つかどうかは考えていません。子どもにとってはテストの結果は誉められるか、叱られるかの分かれ道なのであり、その時点をうまくやり過ごせればよいからです。

模擬テストが終わって子どもにできたか聞いたとしましょう。

自分で出来不出来がわかるようなら安心しても大丈夫

「お話を覚えるのは全部分かったよ。点図形は2個残しちゃった。仲間はずれは簡単だった」。このように問題の内容をはっきり記憶していて、自分がどこまでやったかも把握していれば、落ち着いてできたということです。親子の信頼関係もきちんと築かれています。

どんな問題を解いたのか覚えてないなら、要注意

どんな問題を解いたのか、どんな風に解答したのか覚えてないなら、集中できなかったり緊張していたりということが考えられます。あるいは正直に答えるとまずいと感じていることもあり得ます。