どうやって季節感を養ったら良いのか

季節感の重要性が分かったところで、ではどうやってそれを養ったら良いでしょうか。ポイントは次の3つです。
■無理して一般的でないものまでやる必要はない
■家庭で楽しみながら季節の行事を行う
■手の温もりを加える
手作り鯉のぼり
手作りの温もりをプラスする
代表的なものを下の表にまとめておきます。これらの行事を「毎月きっちりやらなくてはいけない」と考える必要はありません。ミッション系の学校には必要でも仏教系の学校には必要でないものもあるでしょうし、その逆もあります。地域や家庭の必要性に応じて取捨選択すれば良いのです。

そしてなによりも、お子さんと一緒に楽しみながらやることがなにより大切です。幼稚園や保育園でやるからと家庭では何もしないというのは間違いです。園でやったことをもう一度家族と一緒にすることで、より深い体験になって家族の絆も深まります。

そしてできるだけ「手の温もり」を子どもが感じられるようにします。何でも買ってきて済ますのでは意味がありません。全てを手作りできなくても、一手間加えるだけで良いのです。節分の鬼のお面は豆のおまけのお面で済ませないで、お子さんと一緒に作るといいですね。お月見のお団子も親子一緒に作ると楽しいでしょう。これも子どもの印象が深まり、家庭の雰囲気を明るくします。

もちろん、季節を覚える導入として、季節についての詳しい図鑑などを買い与えても良いのです。ただし実際にやってみて本からの知識が生きることを、常に意識しておいて下さい。

また、家で春夏秋冬4つの紙を壁に貼っておき、そこに身近な行事や事物を写真に撮ってプリントしたものを、分類しながら貼っていくという方法を採られた家庭もあるようです。これはとても素晴らしい方法だと思います。手作り+実体験が上手に組み合わせられて、記憶の定着も確実になるでしょう。各家庭に合った方法で季節感を養いたいものです。
主な季節の行事(関連する事物)
1月正月(門松、しめ飾り、鏡餅、羽子板、着物、初詣、お雑煮etc.)
2月節分(豆、鬼)
3月ひな祭り(ひな人形、菱餅)、お彼岸(ぼたもち)
4月お花見(桜、桜餅)
5月こどもの日(鯉のぼり、かぶと、柏餅)、母の日(カーネーション)
6月父の日、梅雨、田植え
7月七夕(笹、短冊、天の川、牽牛と織女)
8月旧盆(迎え火、送り火、盆踊り)、終戦記念日
9月お月見(お団子、笹)、敬老の日
10月体育の日、ハロウィン(カボチャ)
11月七五三(千歳飴)、勤労感謝の日
12月クリスマス(ツリー、サンタクロース)、大掃除、大晦日


関連記事 ■対策はこれでバッチリ! お受験カレンダー
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。