はずせない! 横浜の定番観光スポット
横浜は、歴史と未来が同居する街。150年前の開港当時の雰囲気にひたることもできますし、先進的な都市空間に未来を感じることもできます。そんな「横浜」を思う存分に味わえる、定番観光スポットをご紹介します。
【おすすめポイント】
観る……景色や雰囲気が楽しめるスポット
食べる……おいしいものが集まっているグルメスポット
買う……おみやげ品やファッションなどのショッピングスポット
■横浜ランドマークタワー 観る、買う、食べる
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みなとみらいに高くそびえる、横浜ランドマークタワー |
高さ296m地上70階──日本一の高さを誇る(2011年11月現在)超高層ビルです。みなとみらいはもちろん、横浜を代表する、文字通り“ランドマーク”。地下2階~5階はランドマークプラザ、49~70階が横浜ロイヤルパークホテル、69階が展望フロアスカイガーデン、その他はオフィスフロアとなっています。
■横浜赤レンガ倉庫 食べる・買う・観る
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レトロな外観も人気のひとつ。写真は2号館の外観 |
明治・大正時代に竣工した倉庫(歴史的建造物)を改築した複合商業施設。みなとみらいの新港エリアにあります。1号館と2号館があり、レストランやカフェ、ホール、ショッピングモールを備えています。レトロな外観・内観が人気です。
すぐ近くには
「カップヌードルミュージアム」が2011年10月にOPEN。新港エリアがますますにぎわっています。
■横浜中華街 食べる
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市場通りのようす。横浜中華街は路地も楽しい! |
大通りに面した老舗の大型店から路地裏にある家族経営のお店まで、ありとあらゆる中国料理が楽しめる街。約500m四方のエリアに、200店以上の中国料理店がひしめいています。「どこで食べようか……」と即決できない方は、事前に行きたいお店を決めておくことをおすすめします。
■元町 買う・観る・食べる
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元町ショッピングストリートの両端にあるシンボル・フェニックスアーチ。写真はクリスマスのようす |
石畳が美しい
元町ショッピングストリートを中心に、
元町クラフトマンシップ・ストリート、河岸通りなど、たくさんのショップ・レストランが並びます。「ハマトラ」ファッションでおなじみの元町ブランドなども多くあり、異国情緒あふれるエリアです。
■山手 観る
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山手西洋館のひとつ、ベーリック・ホール |
山手エリアは、開港当時、外国人居留地とされたことから、洋館が似合う街。横浜市が保存する
山手西洋館(7館・入館無料)のほか、明治時代に建てられた山手資料館などの洋館が見学できます。このほか、港の見える丘公園、外国人墓地など、名所もたくさん。春と秋のバラの季節には、港の見える丘公園の近くにあるローズガーデンにも多くの人が訪れます。
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港ヨコハマを象徴するスポット、山下公園 |
1930(昭和5)年に開園した、関東大震災の瓦礫(がれき)を埋め立てて作られた公園。「赤い靴はいてた女の子像」や「かもめの水兵さんの歌碑」、「水の守護神」、「インド水塔」など、多くの記念碑があります。春にはサクラ、春と秋にはバラ、晩秋には山下公園通りのイチョウ並木が楽しめます。
■日本郵船氷川丸 観る
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山下公園の風景に欠かせない氷川丸 |
1960年まで北太平洋航路で運行されていた大型客船。第二次世界大戦の中でも被弾を免れ、1961年に横浜港開港100周年記念事業として山下公園前の横浜港に係留、「北太平洋の女王」と呼ばれた美しい姿を留めています。中は見学(有料)することができ、1930年竣工当時のアール・デコ様式のインテリアが施され、優雅な船旅の雰囲気を感じさせてくれます。
■横浜マリンタワー 観る
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リニューアル後の外観はシルバーに |
1961年に横浜開港100周年を記念して建設された、高さ106mのタワー。2009年5月23日リニューアルし、赤白の外観からシルバーに変身。展望台は30階と29階にあります。高さ91m(30階)からの横浜港の眺めをお楽しみください。
展望台のほか、1階~4階の施設が一新。レストラン・カフェ、おみやげショップ、ホール、サテライトスタジオなどがあり、訪れる人の憩いの場となっています。
■大さん橋国際客船ターミナル 観る、買う
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大さん橋国際客船ターミナルには、年間約140隻もの大型船が出入りします |
2002年に竣工した「大さん橋客船ターミナル」。客船が着岸する「桟橋」としてだけでなく、観光スポットとしても人気です。屋上は、ウッドデッキと芝生が広がる広場で、愛称は「くじらのせなか」。2階は「くじらのおなか」という愛称で、出入国ロビーのほか、ショップやカフェ、レストラン、ホールなどがあります。夜景スポットとしても人気。
■横浜三塔 観る
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横浜三塔のひとつ、神奈川県庁 |
関内にある、神奈川県庁(通称:キング)、横浜税関(通称:クイーン)、横浜市開港記念会館(通称:ジャック)の3つの歴史的建造物を横浜三塔といいます。それぞれ資料展示コーナーなどがあり、その一部が公開されています。また、横浜三塔すべてを見渡せる3つのスポットを巡ると願いがかなう「横浜三塔物語」という都市伝説もあります。
■三溪園 観る
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全部で17棟もの歴史的建造物がある三溪園 |
1906(明治39)年、生糸貿易で財を成した実業家・原 三溪によって公開開始された日本庭園。約18万平方メートルもある広大な園内には、京都・鎌倉などから移築された歴史的建造物が17棟配置されており、四季折々の草花とともにその姿が楽しめます。重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟(2011年11月現在)。その古建築の一部は、期間限定で公開されることもあります。
このほか「
横浜のレジャースポット」「
横浜の博物館・ミュージアム」
「横浜のナイトスポット」は、別の記事でくわしく紹介しています。
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