Q. 科学的に、「縁起のよい初夢」を見る方法はありますか?
見たい夢を見るために、科学的に効果が期待できる方法は?
Q. 「夢見がよいほうではないのですが、新しい年のはじめくらい、縁起のよい初夢を見てみたいです。科学的に、夢見をよくする方法はありますか?」
A. 絵や写真で視覚的に取り込み、脳にしつこく印象づけるのが効果的です
科学的に見れば、夢とは、起きている間の知識や経験、思考が、眠っている間に記憶として脳に定着する過程で起こるものです。夢を完全にコントロールすることはできませんが、知識や経験、思考の中でも、特に「夢に出てきやすくなるもの」はあります。起きている間、頻繁に見たり考えたりしているものや、眠る直前に見聞きしたものは、眠っている間の脳にも影響を与えやすいため、夢にも現れやすくなります。それでは、自分が見たい夢を見るための方法をご紹介します。
■「〇〇の夢を見る!」と強い気持ちを持つ
科学的ではない根性論だと思われるかもしれませんが、まず大切なのは「強い気持ち」です。ぼんやりと願うのではなく、「初夢には絶対にあの夢を見る!」という強い意志を持ちましょう。
■見たい夢の内容を、視覚的に具体化する
見たい夢の内容を、紙に絵で書いたり、写真を準備したりしましょう。文字よりも画像のほうが視覚的に頭に残りやすくなるので、絵や写真がおすすめです。
■心理学の「アンカリング」を利用する
視覚で取り込んだものを思い出すために、音楽や香りなどを利用しましょう。心理学で「アンカリング」と呼ばれている方法です。
夢で見たい絵や写真を見るときに、毎回同じ音楽をかけてください。あるいは、同じアロマを嗅ぐのもよいです。眠る前にその音楽を小さな音で流したり、寝室にアロマを漂わせたりしましょう。目で見たイメージが呼び起されやすくなります。
■眠る直前にも、絵(写真)を眺め、最後に枕の下に入れる
眠る直前に、絵(写真)を眺め、枕の下に入れましょう。眠る前に見たものは、夢に見る材料として残りやすくなります。
あとは、なるべく自分にとって快適な環境で眠ることです。乾燥や寒さ、余計な雑音などはストレスになり、眠りの質を落としてしまいます。寝室の環境を整えたら、あとはよい夢が見られることを信じて、リラックスして眠ってください。
さらに詳しく知りたい方は、「夢見をよくするコツ・縁起のよい初夢を見る方法」をあわせてご覧ください。