お話作り
最近多いのは1、2枚の絵を見せて話を作る問題です。4コマもあればそれなりの話を作るのは難しくないのですが、たった1枚の絵で話を作るのは慣れないと難しいものです。間違いを恐れずに突拍子のない話でも構わないので、ご家庭でどんどんイメージを膨らませて話を作る練習をしましょう。中高生でも同じなのですが制限がゆるいほど困ってしまうのが現代っ子の特徴です。いつも大人から「ああしなさい、こうしなさい」と言われ慣れているせいでしょう。
お話しの巧さが問題なのではなくて、一生懸命考えて話そうとする態度が重要です。大人が教え込んだような完成度の高い話をすると、かえって敬遠される恐れもあります。子どもらしいという点をお忘れなく。
絵を描く練習
絵日記で絵の練習を |
運動課題のチェック
ボールの扱いや平均台の渡り方や縄跳びなども、もしできないようであれば、この時期に練習しておきましょう。運動能力が優れていないといけないのかと思われる方もあるでしょうが、そうではありません。箸にも棒にもかからないというのは論外ですが、上手でなくともいいのです。国立大学附属小学校で鉄棒の課題が出て、できなかったけれども何度も挑戦した子が合格したという話があります。一生懸命取り組む姿勢が大切です。
また、運動課題の指示が単純なものではなく、「ボールを手で突きながら壁の近くまで行ったら、壁にぶつけて跳ね返ったボールを取って下さい。取ったら近くにある箱に入れて、スタート地点までスキップして帰って来て下さい。」というように、複数の指示が含まれていたりします。運動以前に話をしっかり聞けるようにしましょう。
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