お受験カレンダー 9月
お受験カレンダー9月号をお届けします。夏休みが終わり学校説明会の第二次ピークの時期でもあり、また願書配布も行われます。神奈川の学校では早くも9月に出願の学校があります。うっかりして志望校の願書が手に入れられないなんていうことの無いように準備しましょう。【季節の風物詩】
◆お月見
お月見で季節感を養う |
お月見は夜の行事なので幼稚園や保育園では行われないかも知れません。その場合はご家庭で用意してやりたいものです。月とウサギの話をするのもいいでしょう。双眼鏡や望遠鏡を持っていたら、大きい月を子どもに見せると感激します。三脚を立ててデジカメのズームでもいいかも知れません。
◆敬老の日
核家族化が進んで、祖父母をはじめとするお年寄りと接する機会が減っているのではないでしょうか。敬老の日を通して、お年寄りへの感謝といたわりの気持ちを持つことの大切さを話して聞かせましょう。
【季節の植物】
◆コスモス、すすき、菊
親子でススキを見るのも効果的 |
すすきは最近都会で見かけなくなったので、季節の分類でいつの時期に入れていいか迷う子どもがいます。花屋で見つけるのもいいですが、郊外の公園や山などに出かけて見ることができたらベターです。
【季節の動物】
赤とんぼ
赤とんぼを見つけたら、「ゆうや~けこやけ~え~の~ あかとんぼ~」とお子さんと一緒に歌いたいものです。
【季節の食べ物】
おはぎ、さんま
春のお彼岸の「ぼたもち」と秋のお彼岸の「おはぎ」の違いについて話題にしながら召し上がってはいかがでしょうか。秋の七草(はぎ、おばな、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょう)はお子さんには難しいですけれど、「秋の七草は食べられないんだよね。」と聞いた何気ない一言が、後々残っていたりするものです。
【季節の歌】
月、雨ふりお月(さん)
晴れていたら「で~た~で~たつ~き~が~」と「月」を、雨が降っていたら、「あめふ~り~お~つきさ~ん~ くもの~う~え~」と「雨ふりお月」がいいです。どちらも日本的情緒のある歌です。
【季節の本】
かぐや姫
◆岩崎書店「かぐやひめ 復刊・日本の名作絵本」円地 文子 (著)/秋野 不矩(絵)
作家の円地 文子が文を書いている1967年刊の復刻版です。現代的な絵のかぐやひめもありますが、日本的な挿絵こそこのお話にふさわしいものです。ストーリーもオーソドックスで、絵巻物を見る感覚でお子さんと一緒に楽しめます。
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