預金・貯金

銀行預金がいくらになると、銀行から特典の案内がされるの?

銀行によっては、取引状況に応じて、いくつかの特典を受けられることがあります。実のところ、銀行から特典に関する案内を受けるための条件とは、どのようなタイミングなのでしょうか? 考えてみましょう。

飯田 道子

執筆者:飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術ガイド

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お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、銀行の特典の案内についてです。専門家に質問したい人は、フォームから応募をお願いします。

Q:銀行預金がいくらになると、銀行から特典の案内がされるの?

「銀行預金がいくらぐらいあると、銀行から特典の案内がくるのでしょうか?」(匿名希望)
銀行の特典

銀行のロビーやHPには預金金利が掲示されていますが、預金残高が多いお客さまに対しては個別で金利を設定することが多々見受けられます。より高い金利で預けたいなら、預ける銀行を絞ることも大切です

A:預金残高が一定以上の場合、別途、特典のお知らせがくることがあります

銀行によっては、取引状況に応じて、いくつかの特典を受けられることがあります。実のところ、銀行から特典に関する案内を受けるための条件とは、どのようなタイミングなのでしょうか? 考えてみましょう。

まず、国内の一般的な都市銀行や地方銀行などと海外の銀行では取り扱っている商品はもちろんのこと、サービスそのものが違っています。今回は、国内の一般的な銀行に絞って解説していきます。

以前は、銀行からの特典は取引の状況によって提供されることがほとんどでした。具体的には、ボーナスキャンペーンや新規口座開設キャンペーンなどがあり、預け入れた金額などに応じて、ノベルティグッズをプレゼントするという特典提供が多く見受けられました。銀行によって決められたタイミングで特典が提供されることになります。

現在はノベルティグッズの提供が縮小傾向にあるため、キャンペーン金利などが以前のノベルティグッズに相当すると考えられます。

ポイントなどのプログラムシステムを導入している銀行もある

ただ、一部の銀行では、ポイントなどのプログラムシステムを導入しているところもあります。これらの銀行の場合、取引の内容に応じて預金金利をアップさせたり、住宅ローン金利を低くしたりするなどの特典をうたっています。

ポイント付与の例としては、預金残高、公共料金の口座振替、給与振込口座の設定、年金振込口座の設定、住宅ローンなどの各種ローンの利用の有無などです。

このようなポイントプログラムを導入している銀行の場合、ポイントが貯まったタイミングが特典を受けられるタイミングとなります。

預金残高が1000万円以上の場合、別途、特典のお知らせがくることも?

基本的に預金金利は、銀行のロビーやHPなどで掲示されている金利が適用されますが、一定金額以上の預貯金があるお客さまに対して、別途、金利を上乗せする打診をすることもあります。

金利上乗せの目安は預金金額1000万円ですが、銀行によってはそれ以下の金額であっても、金利を上乗せしてくれることもあります。

特典のお知らせ方法としては、来店時や個別訪問、電話など、双方の意思疎通ができるような状態で打診します。

銀行からの特典を受けたいなら、どのようなシステムが導入されているのか、預金金利の上乗せはできるのかなど、あらかじめ担当行員に質問してみてもいいでしょう。

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