この記事ではおすすめのイヤーカフ型イヤホン3機種をご紹介します。
イヤーカフ型イヤホンはほかのタイプとどう違う?
イヤホンにはさまざまな種類があります。代表的なのは耳栓タイプの「カナル型」と、イヤホンパーツを耳の入り口にひっかけて使用する「インナーイヤー型」です。■カナル型
カナル型イヤホンは「ノイズキャンセリング」を搭載しているモデルが多く、音楽への没入感を高められるのが特徴です。
一方で周囲の音が聞こえにくくなってしまうため、別途「外音取り込みモード」を搭載しているモデルもあります。耳の穴に入れて装着するため、長時間利用すると耳が痛くなりやすいというデメリットがあります。
■インナーイヤー型
インナーイヤー型イヤホンは、耳の穴に当てるように装着するスタイル。穴をふさがないため、周囲の音を聴きながら音楽を楽しめます。耳が痛くなる可能性は低いですが、イヤホンの形が耳に合わない場合、脱落する可能性が高くなります。
■イヤーカフ型
イヤーカフ型イヤホンは、イヤリングのように耳を挟んで装着するスタイル。耳の穴をふさがないため圧迫感がなく、長時間装着していても快適です。イヤホンが脱落する心配もありません。
ランニング時や通勤時など、周囲の状況を把握しながら音楽を楽しみたいときに最適です。
最大36時間再生できる!ハイエンドな機能を搭載した「HUAWEI FreeClip」
イヤーカフ型イヤホンの中で音楽を聴くのに最適なイヤホンは「HUAWEI FreeClip」でしょう。約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーにより、イヤーカフ型とは思えない音質のよさを感じられます。同社のメガネ型オーディオデバイス「Eyewear」で培った技術を活用し、音漏れを防止する逆音波システムを搭載。また左右を自動認識する機能を備えているため、どちらの耳にも装着できます。 <HUAWEI FreeClip>
発売日:2024年2月2日
価格:2万7800円
音楽再生時間:フル充電時で約8時間/本体+充電ケース込みで約36時間
カラー:ベージュ、パープル、ブラック
重量:約5.6g(イヤホン単体)
対応コーデック:SBC、AAC、L2HC
防水性能:IP54
接続可能デバイス:最大2台
着せ替えもできる! ファッショナブルな「ambie sound earcuffs AM-TW02」
ambieはソニーからスピンアウトしたブランドです。2021年にイヤーカフ型イヤホン「AM-TW01」を発売し、翌年にカラー展開を追加した「AM-TW01“colors”」をリリース。カバーで着せ替えができるおしゃれなイヤホンとして、ワークアウトユーザーを中心に注目されました。AM-TW02はさらに進化を遂げており、カラー展開の追加やマルチポイント(複数の機器に同時接続できる機能)、急速充電機能などを搭載。装着感もアップしています。着せ替えカバーの「ambie socks」は20色用意されており、コーディネートにこだわりたいユーザーにおすすめです。ファッションブランド・BEAMSとのコラボモデル「ambie × bPr BEAMS」も販売されています。
音質は軽めですが、ソニーのドライバーを採用しているため素直な音を楽しむことができます。 <ambie sound earcuffs AM-TW02>
発売日:2024年10月17日
価格:1万7000円(BEAMSとのコラボモデル:1万8000円)
連続再生時間:約6時間/ケース充電すると約24時間使用可能
カラー:Green×Indigo、Flamingo×Beige、White×White、Black×Black
重量:約4.4g(片耳)
Bluetooth規格:Bluetooth5.3対応
対応コーデック:SBC、 AAC
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
防水性能:IPX5(本体)/IPX4(ケース)
公式Webサイト:ambie
驚きの2000円台! 高コスパな「cheero Wireless Open Earphones Smart」
cheero Wireless Open Earphones Smartは、2980円で購入できるイヤーカフ型イヤホンです。装着感もよく、落下しないので安心して使用できます。音質は硬めに仕上がっているため、イコライザー搭載のスマートフォンでは低音を強調するとバランスよく感じられるでしょう。曲送りなどの操作はボタンで行います。タッチ操作でないため、誤動作が少ないのがうれしいポイントです。防水等級はIPX5のため、雨濡れ程度であれば問題なく使用できます。 <cheero Wireless Open Earphones Smart>
発売日:2023年10月26日
価格:2980円
連続再生時間:約4.5時間
カラー:ブラック、ブルー、ミント、ピンク、ホワイト
重量:約3.6g(片耳)
Bluetooth規格:Bluetooth5.3対応
対応コーデック:SBC、AAC
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP
防水性能:IPX5
まとめ
イヤーカフ型イヤホンは「電車に乗りながら」「ランニングをしながら」「仕事をしながら」など“ながら聴き”をしたいときにちょうどよいイヤホンです。したがって、ある程度音質がよければ十分活用できると考えられます。高音質で音漏れの少ないHUAWEI、ファッショナブルなambie、コスパの高いcheeroと、目的にあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
※価格はすべて税込です