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直前シリーズ第3弾 中学入試直前どう過ごす?・補足

入試直前準備特集第3弾です。前回までに足りなかった部分を補います。「入試で待ち合わせは禁物」「塾の出迎え」「即日発表」について。

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド

いよいよ東京・神奈川での入試が始まります。前回までの直前準備で足りなかったことを補います。

【入試で待ち合わせは禁物】

 塾や学校の友達と連れだって入試会場に行きたい気持ちは分かります。不安を少しでも紛らわしたいから。でも入試では自分のペースを守ることが大事。家を出る時間や会場に入る時間も、適当だと思う時間がそれぞれ違うかも知れません。
 
 また待ち合わせに遅れたりすると、精神的に不安になります。待つ方も待たせる方もです。実体験として塾で激励会があるから当日塾に寄るようにということで、行ってみたら集まるのが遅くて、なかなか始まらず時間の余裕がなくなってしまったことがあります。

 これは友達ではなく合格を期すべき塾がしては行けないことで問題外として、友達同士でもこのようなことがあると、後々の友人関係にまで響くこともあります。当日は待ち合わせなどせず、真っ直ぐ行きましょう 
 
 どうしても待ち合わせしたいなら、入試会場で待ち合わせれば良いのです。そうすれば相手が遅れたら先に入れば済みますから。こうすればゆとりを持って待ち合わせができますね。

【塾の出迎え】

 進学塾に通っている生徒は、試験会場の前でそれぞれの塾の先生が出迎えて、激励してくれることでしょう。長女などは恥ずかしがって逃げたりしていましたが、やはり素直に受けた方がよいでしょう。入試のプロである塾の馴染みの先生に声を掛けて貰うと緊張がほぐれたりするものです。

【即日発表】

 最近では入試の結果が即日発表になる学校が増えてきています。入試の結果が良ければ、それを知ることはプラスにもなりましょうが(いや油断に繋がる可能性も)、不本意な結果だった場合には負担になるでしょう。ダブル出願で先に受験した学校の結果を元に受験校を替える場合などなおさらです。

 やはりここでもスポーツと同じ、結果を引きずらないことです。イチローのようにその日の試合の分析をして、仮に打ち取られても自分のバッティングが勝っていた打席はよしとすることが大事です。4日、5日の入試では倍率は当てになりません。出願だけして受験しない志願者が大勢いるからです。いたずらに出願倍率に踊らされず、どの学校でも全力で当たることが結果につながります。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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