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筑波大学附属小学校の模擬試験体験記 筑波大学附属小学校模擬試験(2ページ目)

筑波大学附属小学校入試での要点は指示行動がきちんとできることと、自分の意志が言葉で示せることが重要ということに尽きます。

高橋 公英

高橋 公英

学習・受験 ガイド

学生時代に家庭教師や塾講師を経験。わが子の受験をきっかけとして教育に興味を持つ。親の視点から教育界の現状を分析し、ネットメディアや雑誌に記事を執筆。現在は進学塾ではない「寺子屋」で子どもと遊び、学習指導をしている。子どもの二人が東大生。

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以上の説明を聞いて感じたのは、まるで自動車教習所のようだといういことです。教習所では教官が指示した通りの所で合図を出して、ブレーキを踏むなどしないと教習終了印が貰えませんね。それと同じでいくつかの指示が同時に出され、それを一生懸命にやる、そしてその通りできれば合格。失敗しても素直にそれを認めればアピールできます。でも未就学児には一度にいくつか出される指示を守ることは、なかなか難しいのです。

 ペーパーの内容は筑波はかなり難しいのですが、60%を目指すのであれば、他の学校の準備とそれほど違いません。後は良く出る「話の記憶」「図形」「常識」「制作」を押さえておけばなんとかなると思います。倍率が高いので、後はコンディションや問題との相性と運です。また2次試験に合格しても最後の抽選で外れてしまえば、入学することはできないのですから、結果がどう出るにしても気楽に構えてよいのではないでしょうか。
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