面接試験を受けてきましたので、ここで体験をご披露したいと思います。

 この学校は、試験の前に親子面接を行います。以前は試験日に面接していましたが、ここ数年は試験に先立って行われています。出願時に希望の日時を予約しますので、早めに出願すれば、希望の時間帯を取ることができます。

 事前に「面接資料書」という書類に必要事項を記入して当日持参します。内容は両親の勤務先・子供の長所・家庭での教育上注意していること・志望理由・友達の数・本の好き嫌い等です。

 指定の時間の10分前までに受け付けというように、要項にありましたが20分前には到着してしまいました。当日は系列中学校でも体験授業が行われていたようです。そちらには、小学校6年生の親子が集まっていました。

 校長室の隣の応接室で待ちます。朝一番の10時からを選んでいたので、まだ他の受験生はいませんでした。同一時間帯には4組までしか入らないので、入試という雰囲気はしません。応接室には沢山本が置いてあり、娘はその中から自由に本を取りだして読んで待ちました。幸い娘は書店に行っても、立ち読みで1時間は楽に時間を潰せますので、退屈することはありませんでした。

 10分前までに二組、5分前に一組が入室してきて、遅刻はありませんでした。あいにく妻の具合が悪く夫婦で来られなかったのですが、他の受験生は夫婦お揃いで、白のシャツに紺のズボンまたはスカート、両親は紺のスーツでした。私達はと言えば、グレー系の格子柄のスーツ、娘は淡いブルーのチェックのワンピースに紺の上着です。

 一組毎に係りの方が呼びに来て下さいます。やはり一組15分かかっています。順番が来て、校長室へ通されました。係りの方が戸を開けて下さるので、ご挨拶しながら入室します。両親揃っていれば父・子・母の順番だったのでしょうが、父親の私だけでしたので、私が奥へと通されました。

 始めに教頭先生が、娘に質問します。
・幼稚園、保育園で何をするのが楽しいか?
・どんな遊びが好きか?
・一番大切にしている物は何か?
・大きくなったら何になりたいか?
・お年寄りや小さい子には何故優しくしなくてはならないのか?
・友達が転んで泣いている時、あなたはどうするか?
・この後、家に帰って何がしたいか?
・(遊ぶという回答を受けて)何をして遊ぶか?
・(オセロと答えたので)お母さんとどちらが強いか?
・お兄さんととでは、どちらが強いか?
・お姉さんは、何年生か?(これは校長先生から)
教頭先生は優しく話しかけて下さり、声が小さくて聞き取りにくい時は前に身を乗り出して聞いて下さいます。また質問の答えも、じっくり考える時間を下さって、決して急がせたり催促したりしません。

 それでも、なかなか答えられずにいたりすると親は気が気ではありません。助け船は出せないと分かっているので、しっかり答えてねと祈るばかりです。その気持ちを知ってか知らずか、助けて欲しそうな目では見ますが、なんとか頑張って答えていました。ただ一つ、「お年寄りや小さい子には優しくしてあげる理由」は答えられませんでしたが。

 子供への質問が一通り終わると、今度は校長先生が私に質問しました。
・子供の長所はどこか?
・本校の教育のどの部分に共感し、志願したのか?
という2点のみでした。どちらも面接資料のために事前に考えて、書いてありましたのでスラスラ答えられました。
 そこまでで終わりになり、後は校長室を出て帰りました。

 こうして、滞在時間は1時間でしたが終わると緊張が解け、どっと疲れました。娘はそれほどプレッシャーは感じてはいなかったようです。基本的な質問は予め練習していましたし、大きくなってなりたいものは前日歯医者さんへ行ったときに、「私、歯医者になってここで働く!」と宣言していたこともあり、躊躇せず「歯医者さん」と答えられたのも助かりました。

 おそらく、どの学校も一つや二つは事前に練習できないような質問も用意してあると思いますが、分からなければ分からないと答えられるようにしておきたいと思いました。
面接の次はいよいよ試験です。またレポート致します。乞うご期待!
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