朝、起きた時から疲れを感じる……疲れを溜めない方法は?
「寝ても寝ても疲れる」「起きた時からすでに疲労感がある」という人は、要注意! 毎日のちょっとした生活習慣が、「疲れやすい体」「疲れが取れにくい体」を作っているかもしれません。今回は特に一日の始まりである「朝」にフォーカスして、朝に疲れやすい体を作る朝のNG習慣と、疲れを取るためのコツをご紹介します。
「疲れやすい体」「疲れが取れにくい体」になる朝のNG習慣
- 時間ギリギリまで二度寝を繰り返し、慌てて起床する
- 起きた時から肩こりなどがあっても、何もせずに朝の準備を始める
- 時間や食欲がないことを理由に、朝食は食べない
- あれもこれもと詰め込んで、1日の予定を立ててしまう
- その日1日のことをあれこれ考えて、憂うつな気持ちになる
- 玄関で選ぶ靴は見た目重視で、多少の歩きにくさは我慢する
- 靴底のすり減りなどがあっても気にせず、とりあえず出かける
疲れにくい体を作る! 朝に取り入れたい生活習慣5つのポイント
1. 寝起きはゆっくりと体を目覚めさせる体がちゃんと目覚めていない状態で、急に慌ただしく活動を始めると、体に高い負荷がかかり、朝から疲れを感じやすくなってしまいます。夜更かしの習慣がある人は、寝る時間も少しずつ改善を。朝はゆとりをもって支度ができるように起きた方が、疲れを感じにくくなります。
2. 朝はしっかり深呼吸をして、酸素を体内に取り込む
布団の中でもいいので、深呼吸を繰り返しながら、ゆっくりと伸びをする時間を作りましょう。しっかりと酸素を体内に取り込んで、筋肉にもほどよい刺激を与えることができます。
3. 胃にやさしい朝食から一日を始める
一日の元気のために、朝食は大切なエネルギー源。疲れている時は、胃の働きも低下していることがあるので、消化の良いものを摂りましょう。エネルギー不足による朝の疲労感が予防できます。
4. 朝から脳をフル回転させないよう、意識的に思考をゆるめる
朝から一日のことを心配しすぎたり、予定を立てすぎたりすると、脳疲労の要因になります。考えすぎは心身を緊張させてしまうので、意識的に思考を緩めることも大切です。
5. 朝の肩こりや靴の違和感は、無視せずに解決する
起床時の肩こりは、睡眠中に疲労を回復できていないサイン。軽いストレッチをしたり、その日は無理をしないように予定を立てるなど、回復のための工夫をしましょう。また、歩きにくい靴や、靴底がすり減った靴で活動すると、余計な筋力を使わなくてはならなくなり、疲れが溜まりやすくなります。自分に合ったものを選びましょう。
1日を通した疲労感を遠ざける習慣のポイントについて、さらに詳しく知りたい方は、「『何もしていないのに疲れる人』が変えるべき習慣」をあわせてご覧ください。