人間関係

Q. 「自サバ」な友人の無神経発言に疲れました。どう付き合うべきですか?

【公認心理師が解説】「自称サバサバ」は、実は「ズケズケ」? 本人が意識していなくても、無神経な発言は、モラルハラスメントやマニピュレーションになることもあります。いわゆる「自サバ」な人との付き合い方について解説します。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

Q. 「自サバ」な友人が、無神経な発言ばかりで疲れます。どう付き合うべき?

自サバな友人に悩む女性

「サバサバ」を自称する友人。無神経な発言に、そろそろうんざり


Q. 「友人の一人が、一時期話題になった『自称サバサバ』系です。飲み方も豪快で、男友達も多く、確かにサバサバした面もあるのですが、みんなで楽しく集まっている時に無神経な発言をしたり、2人で会っている時にも平気で傷つくようなことを言ってきたりするので、疲れています。根は悪い人ではないと思うのですが……どう付き合っていけばいいでしょうか?」
 

A. サバサバとズケズケは違います。モラハラ常習者とは適度な距離を!

まず、性格がさっぱりしていることとデリカシーがないことは、全くの別物です。一時「自サバ」という言葉が話題になったことがありますが、「自称サバサバ」でも、仲良くなって話していると、意外と重かったり、何かと根に持ったりと、サバサバとは逆の性格だった、ということも珍しくありません。

また、「サバサバしてるから、はっきり言うけど」などと前置きをした上であっても、人を正面から傷つけるようなことを頻繁に言うのは、やはり問題です。「自分の発言には悪気はない」と前置きをして、言いたいことを言って人を傷つけるやり方は、「モラルハラスメント」の常套手段でもあります。

また、いわゆる「自サバ」の人の中には、悪口を言うことで他人の価値を貶めようとする人もいます。これは、心理学で「マニピュレーション」と呼ばれるものです。「サバサバしている」と言いつつ相手からうまく話を聞き出して、弱みを握るようなこともありますので、注意が必要です。本人も無意識でしていることが多く、自分の言葉の暴力性や問題点に気づいていないことも少なくありません。無理をしてそのような人と付き合っていると、何度も傷つき、自己肯定感が下がってしまうこともあります。

質問者の方は、相手を「悪い人ではない」と書かれていますが、「傷つくから直してほしい」と率直に伝えられない関係であったり、伝えているのに改善が見込めなかったりするのであれば、上手に距離を置いて、自分の心を守ることも大切です。ストレスを感じてしまう関係であれば、無理をして仲良く関係を続けようとするのではなく、適度な距離感でいることを選んでみてはいかがでしょうか。

さらに詳しく知りたい方は、「自称サバサバ、実はただの無神経?自サバの心理と付き合い方」をご覧ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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