夫婦関係

「夫を捨てようと決めた瞬間」。40歳妻が戦慄した、下品どころか不気味すぎる“夫の趣味”

結婚生活を通して築き上げた信頼感が、崩れ落ちる瞬間は“意外”なところに潜んでいます。「妻が夫を捨てようと決めた瞬間」シリーズ第1回は、夫の密やかな“趣味”からはじまった離婚騒動について紹介しましょう。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

夫の“趣味”を知った妻は「夫を捨てよう」と決意した

夫の“趣味”を知った妻は「夫を捨てよう」と決意した

夫に「見切りをつける」、つまり妻が夫に離婚届を突きつけるシーンを想像したことがありますか。離婚の決定打になるのはどんな時なのでしょう。

浮気をされた時? 多額の借金が発覚した時? 暴力を振るわれた時? モラハラ発言が止まらない時?

こんな重大な局面を迎えたら「もうこの人と一緒にいたくない」と思う方が多いでしょう。しかし円満夫婦の中にも、意外なきっかけで妻が夫に「三行半」を突き付けるような事例もあります。

40歳妻が絶対に許せなかった、夫の“趣味”

はるかさん(40歳・仮名)は、離婚後は経済的に苦しくなるため子どもの養育費の問題に強い弁護士を紹介してほしいと、筆者が所長をつとめる「恋人・夫婦仲相談所」を訪れました。

はるかさんは、小3の娘と年長の息子、会計士の夫との4人暮らし。夫が個人経営する会計事務所を手伝いながら家事・育児を担ってきましたが、最近になって夫との決別を決め、今は子どもを連れて実家に戻り、離婚手続きを進めています。

会計士の夫は仕事も順調なうえに、浮気・ギャンブル・借金などのトラブルとも無縁な超真面目で几帳面な性格。お酒も飲まず、暴力どころか家族に向かって声を荒らげることすらありません。

一般的な会社員と比べると、比較的時間が自由に使える職業なので、娘のバレエ教室の送迎を長年担当し、休日ランチは自ら台所でパスタを作ったりするなど、家事や育児にも積極的に参加をしていました。

両親はじめ誰もが「あんなにいいパパと、なぜ離婚を……?」と驚いたそうですが、はるかさんは「絶対に許せないことがあった」と言うのです。

子煩悩でやさしい夫の「別の顔」

誰もが首をかしげる離婚原因の真相とは……。

「きっかけは、夫の部屋に一眼レフカメラを探しに行った時のことです。私自身は普段スマホでしか写真を撮らないのですが、息子のお遊戯会が大きなホールで開催されるため、望遠機能がある夫の一眼レフを使おうと思ったのです。

夫は不在でしたが、目当てのカメラを見つけて保存容量を確認するために何気なく本体に保存されていた過去の写真を見たところ、そこには背筋が凍るようなものが……」

はるかさんは、ここで一瞬言葉を止めて言いよどみましたが、意を決したように言葉を吐き出しました。

「カメラに残っていたのは、娘が小さい時からの裸の写真でした」

乳児の頃のおむつ替えの様子から、2~3歳の頃の一緒にお風呂に入っているときの写真、幼稚園児の頃にお風呂あがりにふざけて裸のまま家の中を駆け回る写真、さらに小学生の頃の、水着に着替え中の写真や、ミニスカートから下着が見えている写真、バレエ教室でのレオタード姿など……。それらは単なる「成長の記録」とは言い難く、「特別な意図をもって撮影した」としか思えない写真ばかりでした。

「夫が、そんな目で娘を見ていたと思うと本当にショックでした。でも、もしかしたら私の考えすぎかもしれないと思い、しばらくは夫や娘の様子を注意して観察していました。

するとある時、娘のバレエのお友だちが『えりかちゃんのパパから、いつも写真を撮らせてって言われる』と言っているのを聞き、夫の嗜好が幼女にあるのではないかという不安がどんどん高まっていきました。だからバレエの送迎を熱心にやっていた? そんな風にしか夫を見られなくなりました」

思い悩んだはるかさんは、恐る恐る夫に一眼レフに残っている画像データについて聞いてみました。すると夫は、「子供の成長の記録」の一点張りで、性的な意図は一切ないと言い張ります。これまで声を荒らげることのなかった夫が、「僕をそんなふうに思ってるなんてバカにするな!」と強い口調でキレたといいます。

>許せない! 娘に“そんなこと”を言うなんて……
 
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