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桐谷健太、二宮和也の親友を演じた映画『アナログ』が公開! 「ニノとは3年間、冬はいつも一緒です」(2ページ目)

二宮和也さんと波瑠さんの共演作『アナログ』で、二宮さんが演じる主人公・悟の親友を演じている桐谷健太さんにインタビュー。

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

ニノとは3年間、冬はいつも一緒です

桐谷健太『アナログ』

3年間、年末はいつもニノと一緒と語る

――二宮和也さんとは『ラーゲリより愛を込めて』に続いての共演ですね。前作は極寒のハードな環境下での撮影でしたが、今回はいかがでしたか?
 
桐谷
:僕とニノは、撮影やプロモーションなどで、ここ3年、冬はずっと一緒に仕事しています。ニノも「いつも年末は一緒だね」と言っていました。
 
撮影はすごく楽しかったですね。確かにシーン終わりからの長回しでの自由演技の撮影は大変でもあるのですが、どこか試されているような、監督に遊ばせてもらっているような、そんな感覚もありました。

エチュードというか、その場で感じたり、言いたいことや聞きたいことを高木として生きていく感じは、芝居に触れ始めたころを思い出しました。あそこまで自由に演技させてもらえる機会はそんなにないので、思い切りできてうれしかったです。
 

俳優を目指し始めたのは5歳!

桐谷健太『アナログ』

5歳のときから俳優を目指す

――桐谷さんのキャリアについても聞きたいのですが、子どものころから俳優を目指していたそうですね。本格的に芝居の道に進んだのは大学生あたりですか?

桐谷:そうですね、今の事務所に所属したのが22歳くらいでしたから。仕事として始めたのはそのときですが、目指したのは5歳くらいからです。ずっと「俳優になりたい」と思っていました。
 
――そんな小さなころから22歳で事務所に所属するまで、俳優になるという情熱を持ち続けていたんですね。
 
桐谷
:僕が映画を見始めた時期はハリウッド映画の全盛期で、スティーブン・スピルバーグ監督の映画などを見ていました。『グーニーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズなどに夢中で、いつも「将来は俳優になって冒険するんだ」とワクワクしていましたね。
 
現実じゃないフィクションの世界だと分かっていたけど、俳優たちは撮影でこんな大冒険をしていると思うと、すごいな、うらやましいなと。自分も早くこういう経験をしてみたいと思っていました。その世界に入りたい一心で突き進んできました。

>次ページ:実際に俳優になって感じた現実とのギャップ?
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