貯蓄

世界的大富豪が通い詰めた場所とは?

「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットは、若い頃に「公立図書館」に足しげく通ったことで有名です。幼い頃から「お金稼ぎ」が大好きだったバフェットは、図書館へ行っては、お金を稼ぐ方法を調べたり、勉強したりしていました。

中原 良太

執筆者:中原 良太

エビデンスに基づく資産活用&マネープランガイド

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こないだ「収入を増やすには、お金がかかる!」という記事を書きました。
 
うまれた初日からお金を稼げる人など一人もいません。私たちが収入を増やすためには、必ず先行投資がいります。
 
たとえば、学校へ行って教育を受けたり、本を読んで知識を身に着けたりする必要があります。
 
しかし、これはあくまで「一般論」での話です。お金をかけずに収入を増やした人もいます。
お金をかけずに収入を増やせる?

お金をかけずに収入を増やせる?

 

世界的大富豪が通い詰めた場所とは?

世界的大富豪で「投資の神様」「オマハの賢人」と呼ばれるウォーレン・バフェットは、若い頃に「公立図書館」に足しげく通ったことで有名です。
 
幼い頃から「お金稼ぎ」が大好きだったバフェットは、図書館へ行っては、お金を稼ぐ方法を調べたり、勉強したりしていました。
 
1941年、11歳だったバフェットは「1000ドルを手に入れる1000の方法」という本を読みました。彼は本に書かれたビジネスアイデアから多くを学び、「コイン式体重計(小銭を支払って使う体重計)」や「有料で遊べるピンボールマシン」に投資をして、ティーンエイジャーの頃からお金を稼いでいました。
 
また、バフェットは学生時代に図書館にこもって、自分が生まれた頃からの新聞記事を読みあさって、投資のヒントを得たそうです。
 
バフェットの伝記「スノーボール」の中で、バフェットは「1929年からずっと目を通した。いくら読んでも読み足りなかった。あらゆるものを読んだ。ビジネスや株式市場の記事ばかりじゃない。歴史はおもしろく、新聞に書かれているものはまた格別だ。ちょっとしたところや記事、広告、なにもかもが面白い。別世界に連れていってくれる。目撃者の話が聞ける。まさにその時代を生きることができる」と述べています。
 
そんなバフェットに触発されて、筆者も図書館へ行って「会社四季報」のバックナンバーを読んだり、「日本経済新聞」のバックナンバーを読んだりすることがあります(笑)
 

本を買わずに図書館へ通うなんて恥ずかしい?

知人に聞いた話によると、世の中には「本を買わないで図書館へ通うなんて恥ずかしい!」と感じる方もいるようです。
 
とはいえ、これは「捉え方」の問題という面が大きいのではないでしょうか。
 
そもそも図書館にいる人は本を買わずに借りるために来ています。同じ目的で図書館に来ている人を見下すことはありませんから、人目を気にする必要はありません。また、ほとんどの日本人が「税金で学校に通う」のですから、同じように税金で運営される図書館を利用することを恥ずかしいと感じる人もいないでしょう。であれば、「図書館へ通うのがダメ」というのは少し変ではないでしょうか。
 
筆者は「本屋へ行ってぶらぶらする」のが好きなのですが、同じことを図書館でやるとまた違った楽しさがあります。
 

筆者はそれなりに栄えた都市部に住んでいるのですが、図書館はけっこうガラガラです。机や椅子はそれなりに空いているし、ぶらぶら本を眺めていれば、何冊かは「これを読みたい!」と感じるものが見つかります。席が空いていなければ、借りてきて家で読めばOKです。
 
投資の神様バフェットは、11歳になるころには図書館にある投資関連の本を読破したそうです。彼の場合はかなり極端ですが、「今からでも、無料でできることは山ほどある」と思いませんか?
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