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【新しいNISA】つみたて投資枠で損したときの対処法

先日、こんな質問をいただきました。「新しいNISAで私はつみたて投資枠を使うつもりですが、損をしたとき、どう対処すべきか分かりません。回答よろしくお願いします」。今回は、この質問にお答えします。

中原 良太

執筆者:中原 良太

エビデンスに基づく資産活用&マネープランガイド

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先日、こんな質問をいただきました。

「新しいNISAでは私はつみたて投資枠を使うつもりですなのですが、損をしたとき、どう対処すべきか分かりません。回答よろしくお願いします」。

今回は、この質問にお答えします。

つみたて投資枠で損したときの対処法

新しいNISAのつみたて投資枠で損をしたとき、選択肢は「乗り換え」か「何もしない」か「買う」かの3択です。どれがベストな選択かは、あなたの家計事情や投資方針、投資先の状況によって変わってきます。適宜、以下を読みながら決めていくとよいでしょう。

1つ目の選択肢は「損をした資産の一部(または全て)を別の資産へ乗り換える」ことです。

つみたて投資で損をしたとき、損をした原因が「一時的な相場の落ち込み」(つまり、一過性のもの)で、あなたのミスでないのであれば気にする必要はありません

一方、損をした原因が「割高で、期待できる利回りが低いから」「投資先の質が低い」などの、合理的なもの……つまり、あなたのミスであれば、損をした資産の一部もしくは全てを損切りし、別の資産へ乗り換えるべきです

NISAのつみたて投資の場合、投資先となる投資信託は厳しい審査を通過したものばかりです。だから、「投資先の質が低い」ことはほとんどありません。ですから、「割高なもの……つまり期待できる利回りが低いものを買っていないか?」だけ確認すれば、おおむね大丈夫でしょう。

金融商品には「流行り廃り」があります。人気な金融商品は割高になり、不人気な金融商品は割安になることがよくあります。

人気な金融商品は、その人気さゆえに利回りが低いものが多いです。配当利回りや益回り(※投資先が1年間で稼ぐ利益の利回り)が低い投資商品を買う場合は、注意しましょう。

前に「お買い得な投資信託」を目利きする方法も解説したことがあります。本記事と併せてお役立てください。

2つ目の選択肢は「何もしない」こと。3つ目の選択肢は「損をした資産を買い増す」ことです。

先ほども書いたとおり、損をした原因が「一時的な相場の落ち込み」(つまり、一過性のもの)で、あなたのミスでないのであれば、損切りする必要はありません。

むしろ、値下がりしたということは、あなたの投資先が「割安」になったということです。よって「買い増すか?」「現状維持か?」を検討するのが筋でしょう。

下がった投資信託を買い増すかどうか?は、あなたが目標としている資産配分に基づいて決めるとよいでしょう。

たとえば、「資産Aは全財産のうち15%を割り当てる」という目標があるのであれば、それに近づく形で買い増すとよいでしょう。

まとめ

要点をまとめると、新しいNISAのつみたて投資枠で損をしたときの対処法は、

◯損をした原因が「自分の判断ミス」であれば、売却や乗り換えを検討する
◯損をした原因が自分のミスではなく一過性であれば、買い増すかどうかを検討する


という2点に集約できます。

損をするのは気持ちのよいことではありません。損の金額が大きくなると、「自分の投資先は大丈夫かな?」と心配にもなるでしょう。

しかし、損得に振り回されてはいけません。感情的に決めるとミスしやすいですから、きちんと原因を調べて、冷静に対処しましょう。ほとんどの場合は「資産配分を再調整(リバランス)する」ので十分でしょうから、そこを起点に考えてみるとよいかもしれません。
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