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イチローの渡米をきっかけにアメリカ挑戦!(2ページ目)

オリックスブルーウェーブのアスレチックトレーナーを経て、現在はシアトルマリナーズの球団トレーナーとして活躍する森本貴義さんにお話を伺いました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

インターンシップが終わってから、正式にマリナーズに雇われたのですか?

森本貴義さん
『勝てる!カラダ作り講座』で講演中の森本貴義さん
インターンシップ中に、頑張っているからということで、何度かシアトルにも呼ばれて行きましたので、てっきりオファーがもらえるものと思っていたのですが、結局オファーはもらえませんでした。

どうしようかと思っていたところ、当時、マリナーズで活躍していた長谷川さんに声を掛けていただき、彼の会社に入りました。そして、1年間、長谷川さんのパーソナルトレーナー兼会社の業務をやりました。

そうしましたら、1年後にマリナーズのGMから突然電話をいただき、ポストが空いたので来ないか?と誘われ、晴れてマリナーズに入団することになったのです。

アスレチックトレーナーとして、アメリカと日本での仕事に違いはありますか?

全く違いますね。

トレーナーの仕事は、日本ではリハビリや治療に近い感じですが、アメリカではコンディショニング(体づくり)がメインの仕事です。

また、アメリカは自分の役割や責任の所在がはっきりしていますので、私としてはとても働きやすいです。

それに、トレーナーには、選手の体や試合の出場に関して、監督と同じような権限があります。だから、責任があると同時にとてもやりがいを感じますし、選手からもリスペクトされるのはとても嬉しいことです。もちろん、その分、仕事に対しては厳しいですけどね。

森本さんのこれからの目標を教えてください

トレーナーという仕事は結果が問われる仕事ですが、それと同時に、何をしたかというプロセスもとても大切です。だから、常に「何が重要なのか」を考えて、仕事をするようにしています。

また、トレーニング法やサプリメントに関する新しい情報を常に吸収しようという姿勢を持っていなければなりません。

そのようなアメリカで得た自分の経験をベースに、将来は日本においてもっともっとアスレチックトレーナーが活躍できる場を作る仕事に関わりたいと思っています。実際、すでにそのための会社株式会社REACHも立ち上げました。

留学したいと思っている方に対してアドバイスがあったらお願いします

27歳の時、アメリカでチャレンジしてみたい!という思いだけで、当てもなく渡米したからこそ、今の自分があると思っています。

だから、これから留学したいと思っている方にも、やりたいという思いがあるのであれば、ぜひチャレンジしてもらいたいです。

やらない後悔よりもやって後悔の方がいいと思うんです!



日本を飛び出し、世界で活躍をしている森本さんのお話を伺い、私もとても刺激を受けました。将来、世界に飛び出したいと思っている日本人の良きロールモデルとして、これからもご活躍を期待しています!

【関連リンク】
株式会社REACH
NCN米国大学機構
シアトルマリナーズ
長谷川滋利オフィシャルブログ
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