西武園ゆうえんち「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」ってどんなアトラクション？

2023年7月14日（金）、西武園ゆうえんちに新しく登場した「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」について紹介します。ラインナップは以下の通り。

【1】山崎貴監督も登場！ オープニングイベント
　　■監督とプロデューサーのトークセッション
　　■アトラクション出動を祝うセレモニー
【2】「ウルトラマン・ザ・ライド」ってどんなアトラクション？
　　■アトラクションのスペックは？
　　■科学特捜隊隊員によるプレショー
　　■シアター型ライドでウルトラマンの世界へ
【3】西武ゆうえんち限定のフード＆グッズ
　　■ウルトラマンとコラボしたフード
　　■ウルトラマンにちなんだグッズ

上の【1】～【3】をタップすれば、ご覧になりたい記事に飛びます。お好きなところからどうぞ。

 

【1】山崎貴監督も登場！ オープニングイベント

「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」公開の前日に、西武園ゆうえんち「夕陽館」にてオープニングイベントが開催されました。作品の制作に携わった山崎貴監督とプロデューサー・津野庄一郎氏のトークセッション、約200名のファンによるセレモニーで、この新アトラクションの誕生を祝います。
 

■監督とプロデューサーのトークセッション

満足度97％という西武園ゆうえんちの名作アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」をつくったチームが、今回の「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」も制作。その中心的存在である「ALWAYS 三丁目の夕日」「STAND BY ME ドラえもん」などの山崎貴監督とプロデューサー津野庄一郎氏が、この作品への思いやこだわりを語ってくれました。かなり、おもしろい話だったので、その様子をレポートします（以下、敬称略）。 山崎：「ゴジラ・ザ・ライド」を超えるアトラクションを目指しました。子どもの頃、「ウルトラマン」の特撮に強い衝撃を受けたので、その頃の自分に言ってやりたいです。「お前、ウルトラマンやるぞ」って（笑）。
津野：日本のクリエイターだけで、高いクオリティと完成度を誇るアトラクションができたと思います。
山崎：ウルトラマンやゼットンの造形・デザインは、アトラクションのためのオリジナルデザインです。
津野：ありえない距離で、美しいウルトラマンを見られます。
山崎：ゼットンは「ゴジラ・ザ・ライド」のゴジラをつくった造形作家にまかせました。パワフルで怖くて強力なゼットンです。
津野：ウルトラマンを倒したゼットンは、当時、全国の子どもたちに衝撃とトラウマを与えました（笑）。でも、その体験がない人でも直感的に「ヤバイやつが出てきた」と思わせる唯一無二の造形・デザインです。 山崎：アトラクション体験としては、ジェットビートルのすぐそばを通ったり、ウルトラマンとゼットンの対決を間近で見たり、ウルトラマンファンにはたまらないと思います。
津野：アトラクションでは“空間科特隊”という架空の組織に入隊し、体験者は、傍観者ではなく、その一員となって一緒に戦うんです。
山崎：制作過程ではモニターで見ていたのですが、実際に現場で試乗してみて、メチャ怖くてドキドキしちゃいました。何てものをつくってしまったんだ、と（笑）。
津野：ヤバイくらいの体験です。素晴らしい完成度で、乗車後、自然と拍手が起こったほどです。そこにゼットンがいるという、日常では絶対にない絶望的なシチュエーションを当事者として体感できて、すんなりその世界に没入できます。
山崎：一度乗ったら逃げられません（笑）。身をまかせて、100％楽しんでいただけたらと思います。
 

■アトラクション出動を祝うセレモニー

トークセッションのあと、約200人のウルトラマンファンによるセレモニーが行われました。いよいよ、待望のアトラクション出動です。
 

【2】「ウルトラマン・ザ・ライド」ってどんなアトラクション？

では、「ウルトラマン・ライド 世紀の大決闘」がどんなアトラクションなのかを紹介します。

基本は「ゴジラ・ザ・ライド」と同スタイル。シアター型のライドに乗って（足はブラブラ状態です）、180度スクリーンのウルトラマンの世界に没入していきます。
 

■アトラクションのスペックは？

まずはアトラクションのデータです。いわゆる絶叫モノではありませんが、かなりスリル満点のライドアトラクションです。

●ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘
場所：夕陽館
定員：70名
所要時間：約10分（プレショーを含む）
制限：4歳未満不可、身長100センチ未満不可
要付添：身長130センチ未満は18歳以上の保護者同伴
料金：1日レヂャー切符などで利用可（待ち時間を短縮できるウルトラマン・ザ・ライド特急券1000円あり）

 

■科学特捜隊隊員によるプレショー

「夕陽館」には科学特捜隊（以下、科特隊）の南関東特別作戦本部があり、そこで新人隊員として飛行装備“フローター”の訓練を行うことに。科特隊の隊員の説明を聞いたあと、いよいよ、ライドアトラクションへ。
 

■シアター型ライドでウルトラマンの世界へ

前面に180度見渡せるスクリーンが広がる、シアター型のライドに着席。ウルトラマン＆科特隊 vsゼットンの“世紀の大決闘”の舞台へ没入しましょう。 戦いを終えたあと、おなじみのかけ声とともに空へ飛んでいくウルトラマンの姿を、すぐ近くから見ることができます。このリアルさと達成感も大きなポイント。
 

【3】西武園ゆうえんち限定のフード＆グッズ

「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」オープンを記念して、コラボフードや関連グッズが登場。おすすめを少しだけ紹介しましょう。

 

■ウルトラマンとコラボしたフード

アトラクション「富士見天望塔」下にある「舶來グリル」にてコラボレーションメニューを提供しています。価格については、西武園ゆうえんち専用通貨「西武園通貨」で表示（詳細はコチラ）。  

■ウルトラマンにちなんだグッズ

「夕陽館」内にあるショップ「キネマ売店」でウルトラマン関連のグッズを販売しています。同じく価格は「西武園通貨」で表示。
「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」は、ウルトラマンファンでもそうでなくても楽しめるアトラクションです。2023年9月14日（木）からは、夏休み中は休止だった「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」も上映再スタート。ウルトラマンとゴジラの“スゴイ”アトラクション2つを、1カ所で体験できますよ（上映方法などは公式サイトで確認を）。
■西武園ゆうえんち
住所：埼玉県所沢市山口2964
電話番号：04-2929-5354
料金：1日レヂャー切符（入園＋アトラクションフリー）大人4900円（税込）、3歳～小学生3600円（税込）など　※2歳以下は無料
営業時間：日により異なる
休園日：不定休
アクセス：西武山口線西武園ゆうえんち駅からすぐ

(c)TSUBURAYA PROD.