しかも炭酸水はお腹が膨れるため、食べ過ぎを抑制してくれるダイエット効果も期待ができるとか!? そんな炭酸好きが高じて、とうとう家で炭酸水を作れる家電を買ってしまいました。
世界で一番売れている炭酸メーカー! ソーダストリームの「E-TERA(イーテラ)」
筆者が選んだのは、世界最大級の炭酸メーカー・Soda Stream(ソーダストリーム)社の「E.TERA(イーテラ)」。グッドデザイン賞受賞「TERA」の最新シリーズだけあって、シンプルでスタイリッシュな見た目、置き場所を選ばないスリムさが特徴です。 専用ボトルの装着は、「スナップ・ロック」という手軽にカチッとはまる仕様になっています。またトップに3つのボタンが付いていて、ワンプッシュで炭酸の強さを「強・中・弱」から選べます。ガス注入時にはLEDライトが青白い光を放つので、子どもたちはこの光を「近未来的でカッコいい!」と大興奮! ボタンを押すと、たった5秒で水道水が炭酸水になる優れもので、出来立ての生炭酸はシュワシュワ、ピリピリで刺激が強く、強炭酸が好きな人はクセになるはず。
プラスチックゴミが減るため、地球環境に優しい
スーパーで炭酸水を買うと、重くて持ち運びが大変です。ネットスーパーも便利ですが、大量のペットボトル保管スペースが必要になったり、飲んだ後も資源ゴミの置き場所に困ったりするもの。そのような問題もソーダストリームなら解決してくれるのです。資源ゴミであるペットボトルの使用を減らすことは、プラスチックゴミ問題の改善につながり、ゆくゆくは地球環境をよくすることにもつながります。
これは次世代を生きる子どもたちと一緒に考えていかねばならない問題です。まずは小さな一歩から始めてみるのもよいかもしれませんね!
市販の炭酸水を買うのとどっちが安い?
そして、一番気になるのは、何といってもコスト面でしょう。
メーカー側の説明では、交換用のガスシリンダー1本(60L)は、2380円。500mlの炭酸水が120本作れる想定です。1本あたりにすると約20円(*)。ゴミが減って、コストも抑えられるなんて、一石二鳥ですね。ただし、初期費用として別途本体の購入代金がかかかるのと、強炭酸を選ぶとコストは少し高くなります。
ちなみに、空になったガスシリンダーは、新しい物を購入する時に回収してもらえるため処分に困ることもありません。
わが家は炭酸水を買う手間が省け、大量のペットボトルやゴミの保管場所問題が解決したことだけでも、メリットが大きく買ってよかったと思っています。
炭酸水を使ったお洒落なパーティードリンク!
筆者は、日常で炭酸水を飲む時は「微炭酸」、カルピスや飲むお酢で割る時は「中」の強さ、そして脂っこい物を食べる時やハイボールなどお酒を割りたい時は「強炭酸」を選んでいます。おすすめのおうちドリンクは、炭酸入りアイスティー。これは濃い目に淹れた紅茶にガムシロップを加えて、炭酸水で割ったものです。意外かもしれませんが、ヨーロッパでは、炭酸のアイスティーにオレンジやレモンを入れたものが一般的です。甘酸っぱくてシュワシュワする新感覚の炭酸入りアイスティーをホームパーティーのドリンクとして用意すれば、楽しいサプライズになるかもしれません。
また、飲むお酢を炭酸で割れば、ヘルシーなドリンクにも。お子さんと一緒に楽しむキッズパーティーには、クリームソーダがおすすめ。かき氷用のシロップを炭酸水で割って、アイスクリームを浮かべたらクリームソーダの出来上がりです。
このようにソーダストリームを使って自家製パーティードリンクを作れば、おうちカフェやホームパーティーが一層盛り上がるでしょう。
飲むだけじゃもったいない! 料理やお菓子作りにも活躍する炭酸水
また、炭酸水は飲むだけでなく、お料理やお菓子作りにも活躍します! アメリカでは鶏肉のコーラ煮、ベルギーでは牛肉のビール煮込みがあるように、炭酸水で煮込むとガスがお肉の繊維をほぐして柔らかく仕上げてくれるのです。日本でも天ぷらの衣に炭酸水を使うとサクッと軽く揚がるように、炭酸水を料理に使うといろいろとよいことがあるのです。お菓子作りに使うなら、ホットケーキがおすすめ。生地に炭酸水を入れると、いつもより膨らんでフワフワ感が増します。また意外な使い方ですが、ご飯を炊く時に炭酸水を使うと米に早く浸透するので、早炊きモードでも柔らかくおいしくできて時短調理として便利です。ただし炭酸水で炊いたご飯は冷めると食感が悪くなるため、1回で食べ切れる量にしてくださいね。
ペットボトルの保管場所に困って購入したソーダストリームですが、使ってみるといろいろなメリットが見えてきました。「おうちで生炭酸」が新しいライフスタイルになるといいですね!
【参考】
*メーカー公式サイト