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小中学生から海外を体験しよう!(2ページ目)

「小中学生の海外研修」や「親子留学」など、子供の頃から海外体験をするプログラムに参加する方が増えてきました。早くから海外に触れることでどんな効果が期待できるのでしょうか!?

豊田 圭一

豊田 圭一

留学 ガイド

15年以上にわたり留学コンサルタントとして活動後、現在はアジア圏で企業向けの海外研修事業に従事している。スパイスアップ・ジャパン代表取締役、NPO留学協会副理事長などを務めている。

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海外研修は「動機付け」

子供の海外体験
短期間でも海外に触れることで、英語学習に対する気持ちが高まります。
プログラムを終えて帰国して落ち着くと、言葉が通じなかったことに対する憤りや悔しい気持ちが改めて思い返されます。プログラム中は一所懸命であまり感じていなかったそういう思いは、海外研修を終えたほとんどの子供達が持つものです。

「もっと○○君の言っていたことが分かれば」とか「○○ちゃんにこの気持ちを伝えたかった」など、交流する時間が多ければ多いほど、こうした経験を積むことができます。そして、こうした経験こそが帰国後の英語学習の動機付けとなるのです。

STA TRAVELではプログラム終了後にアンケートを取っているそうですが、「英語を勉強する姿勢が変わった」という声が本当に多いとのことです。短期の海外研修では、その期間で英語力を大幅にアップさせることは残念ながらできませんが、「動機付け」という意味では本当に大きな役割を果たしていると思います。また、これは英語だけではなく、将来海外の高校や大学に進学しようとするとき、自分の実体験がある程度の判断材料になるということも見逃せません。

感受性の豊かなこの時期にだからこそ、海外での実体験を持つことは、大人になってから留学をするのとは主旨が全く異なり、得られるものも多くあると思います。STA TRAVELでは今年から子供達だけで参加できる「STEPティーンズ+ぷらす」というプログラムも開始したそうで、親子ではなく子供達だけで参加することでより自主的な意識のもと、体験できるものは多くなることでしょう。

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