語学力を活かして通訳・翻訳の仕事をしてみたい! |
では、外国語を使う仕事ってどういうものでしょうか?勤務先は貿易会社や商社?航空会社?でも、外国語を使う仕事と言ってもどのレベルでどの頻度で使うかは、業種や職種、会社の規模や状況、配属された部署などによって違ってきます。
そんな中、絶対に外国語を使う仕事として人気の高い職業は翻訳者や通訳者。企業に勤めずにフリーでできる仕事でもありますから、「外国語が好き」「自由度が高い」「一生の仕事にできる」ということを考えて、目指す方も多いのではないでしょうか。
翻訳者や通訳者になるには留学が必要?
「留学=外国語がペラペラになる」→「外国語を使う仕事ができるようになる」というようなイメージがありますが、果たしてそうでしょうか。実際は留学したからと言って、必ずしも外国語の専門家として仕事をしているというわけではありません。海外、それも大学や大学院、あるいは専門学校で学ぶのは言語というよりも、その国の言語を使って、それぞれ専門分野(専攻)を学ぶということです。もちろん、留学をしたことで更に外国語が得意になるでしょうから、仕事の中では手段としての外国語を使うことは多いかもしれませんが、留学をしたから外国語の専門家としてプロとして仕事ができるというわけでもありません。
また、実際に翻訳者や通訳者になっている方は、短期留学も含めて留学経験はある方が多いかもしれませんが、必ずしも留学をして通訳や翻訳の勉強をしたというわけではなさそうです。
どういう留学をすればいいの?
ただ、翻訳や通訳に興味がある方は海外生活にも興味のある方が多いだろうと思うので、留学を経験して、将来は翻訳者や通訳者になりたい!ということはあります。そのような方はどんな留学をすればいいのでしょうか?
翻訳者や通訳者は必ずしも専門性を持っていなければいけないということはないかもしれませんが、自分の得意な専門分野を持って、その強みを活かすというケースはあります。それであれば、通訳や翻訳のコースに進むのではなく、留学する際は自分の興味のある分野(専攻)を選択し、大学の勉強以外にもしくは大学卒業後に翻訳・通訳学校に通って、翻訳や通訳のスキルを勉強するということが考えられます。
そして、もう一つは翻訳・通訳のコースを持っている学校に留学をするということです。
では、翻訳・通訳コースのある大学はどんなところがあるのでしょうか。次のページで紹介します。