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お金を貯めたい人は注目!夏と冬の「ボーナスキャンペーン」
夏と冬のボーナス時期に金融機関では、定期預金金利の上乗せなど、ボーナスキャンペーンを実施しています。ただ、マイナス金利政策が導入されてからはかなり縮小傾向にあり、キャンペーン実施も少なくなりました。また、ボーナスキャンペーンとせず、常時一般の銀行より高めの金利を提示しているところもあります。ボーナスなどのまとまったお金は、少しでも金利のいいところに預けよう
現在、一般の銀行では、定期預金金利は1年0.002%。100万円を1年預けても利息はわずか20円(税引き前)。これではボーナスが振り込まれても、普通預金口座に預けっぱなしでもたいして変わらない、という気持ちになるのも無理はありません。しかし、ボーナスなどのまとまったお金は、きちんと別の口座に預け替え、貯蓄の目的を明確にしておくことが重要です。→こちらの記事『「脱・普通預金!」お金は正しい場所に置きましょう』も参考に。
その際、「ボーナスキャンペーン」などを利用して少しでも金利がいい定期預金に預けることができればベスト。これから口座開設の手続きをしても間に合う金融機関もあるので、自分にとって使い勝手のよい銀行を選んで、預け替えにチャレンジしてみてください。
ボーナスキャンペーンを賢く使えば、金利100倍も!
現在(2023年7月3日日時点。金利はいずれも税引き前)ボーナス時期のキャンペーン金利を実施している主な金融機関は、以下のとおりです。auじぶん銀行
「夏の特別企画2023 夏の特別金利キャンペーン」●特別金利/年0.20%
●預入金額/1円以上1円単位
●預入期間/1年
●対象期間/2023年6月1日(木)~2023年7月31日(月)
住信SBIネット銀行
「円定期預金1年もの 特別金利キャンペーン」●特別金利/年0.20%
●預入金額/1000円以上1円単位
●預入期間/1年
●対象期間/2023年7月3日(月)~2023年9月3日(日)
ソニー銀行
「円定期特別金利」●特別金利/年0.20%
●預入金額/1万円以上1円単位
●預入期間/6カ月、1年
●対象期間/2023年6月1日(木)~2023年8月31日(木)
※積み立て定期預金(1年)も、年0.20%。積み立て定期預金は、1000円以上1000円単位
楽天銀行
「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン」●特別金利/年0.15%(1年もの)、年0.13%(6カ月もの)
●預入金額/1000円以上1円単位
●預入期間/1年、6カ月
●対象期間/2023年6月7日(水)~2023年7月31日(月)
常時、金利が高いネット系の銀行も要チェック!
キャンペーンを実施しないまでも、常時、金利が高い銀行があります(2023年6月7日時点。金利はいずれも税引き前)。●あおぞら銀行BANK支店<BANK The 定期>【BANK口座限定】
1年0.21%、2年0.22%、3年0.23%、5年0.25%(50万円から預け入れ可能)
●オリックス銀行<eダイレクト預金~インターネット取引専用預金~>
1年0.15%、2年0.15%、3年0.22%、5年0.30%、7年0.35%
(100万円から預け入れ可能)
●SBI新生銀行
<パワーダイレクト円定期預金30>ネット限定
1年0.05%、2年0.10%、3年0.30%、5年0.40%(30万円から預け入れ可能)
<スタートアップ円定期預金>新規口座開設者限定
3カ月1.0%、1年0.30%(インターネット30万円以上、店頭・電話・チャット300万円以上)
●大和ネクスト銀行<円定期預金>
年0.05%(10万円から預け入れ可能)
●東京スター銀行<スターワン円定期預金プラス>
1年0.15%、3年0.20%(店頭・テレホンバンク限定。300万円から預け入れ可能)
1年0.20%、3年0.25%(インターネット限定。50万円から預け入れ可能)
この他、地方銀行や信用金庫のネット支店で常時金利が高いところがあり、ネット支店であれば地元以外でも利用できますので、検討してみるといいでしょう。
さらに、あおぞら銀行BANK支店では普通預金金利が0.20%と一般の都市銀行の200倍。楽天銀行、イオン銀行は、取引条件を満たすと、普通預金金利が0.10%と100倍になるので、あえて定期預金ではなく、普通預金に預けるというのも賢い選択です。
注意! 投資信託や外貨預金とセットでないと高金利にならない商品も!
ボーナス時期などの預け入れで注意が必要なのは、これまで紹介したキャンペーンのように、「円定期」のみで特別金利を提示しているのではなく、投資信託や外貨預金などとセットで高金利になるというパッケージ商品です。一見すると、金利の高さに魅力を感じてしまいますが、投資商品とセットになっているため、運用次第では、定期預金の金利どころか損失が出てしまう可能性もゼロではありません。こうしたパッケージ商品は、よく理解して利用するようにしましょう。いずれにしても、キャンペーン金利などを上手に活用するには、前回ボーナスキャンペーンは実施されたかなど情報を事前にキャッチし、あらかじめ口座開設の手続きをしておくことも大事です。ネット系の銀行は普通預金金利も高めなので、これを機に、一般の都市銀行の他にもうひとつ貯蓄用の口座を持つ、というような意識づけにつながればいいでしょう。
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