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コミュニティ・カレッジから始める大学留学 |
アメリカのコミュニティ・カレッジ(公立2年制大学)に関しては、ガイド記事
『シアトル郊外のコミュニティ・カレッジに行こう!』でも取り上げ、シアトル郊外のタコマにある
Tacoma Community Collegeをご紹介しました。今回はその近くにある別のコミュニティ・カレッジ
South Seattle Community Collegeの担当者から
「コミュニティ・カレッジに関する噂と真実トップ5」というメールが届き、結構おもしろいことを書いているなと思いましたので、私のコメントも交えながら記事として取り上げてみたいと思います。
もともと、コミュニティ・カレッジという教育機関は日本にはあまり馴染みがないため、コミュニティ・カレッジ留学に関する意見は人によって様々です。ただ、実際に日本人留学生の大多数がコミュニティ・カレッジを経由して4年制大学に進学しているという事実はあります。
では、「コミュニティ・カレッジに関する噂と真実」を一つ一つ見ていきましょう!
ワシントン大学はコミュニティ・カレッジからの編入生を受け入れない!?
ワシントン大学は全米でも有数のトップ州立大学ですが、この大学に転校(編入)してくる生徒の67%はシアトル周辺のコミュニティ・カレッジからの編入生です。ワシントン大学のようなレベルの高い州立大学でも編入生の多くがコミュニティ・カレッジ経由で入学しています。カリフォルニア州のUCLAやUCバークレイなども同じようにコミュニティ・カレッジからの編入生が多いことで知られています。
コミュニティ・カレッジから4年制大学に編入するのは難しい!?
大学の専攻(プログラム)によっては特別な編入学の基準を設けていますが、必要な成績さえ維持していれば、4年制大学に編入するには出願締切日までに書類を提出するだけです。実際、特に州立大学の場合などは、いきなり最初から4年制大学への入学を狙うよりも、コミュニティ・カレッジから編入する方が良い大学にいける可能性は高いと言えます。
次のページでは、更に3つの噂を紹介します!