"Time is our enemy."(時間管理の重要性)
タフな1年間が将来のキャリアにつながります |
この学校では下記2点を時間管理能力を養うポイントに挙げています。
Hultのクラスは実際のビジネス同様、月~金の週5日間行われます。2年制MBAで見られる週4日というスケジュールではありません。その高い負荷の中で課題をこなすことで、卒業後に時間管理への「自信」と「能力」を手にすることができます。
Hultで1度に入学する学生数は70名だけです。そのため、何百人も入学する大規模校と比較して「1人あたりの負荷の高さ」が異なります。小規模校では、好むと好まざるに関わらず、授業中の発言機会は多くなります。Hultでは、限られた1年間という時間を最大限に有意義に使う経験を通じて、密度の高い時間の使い方を身に付けることができます。
Diversity(多様性)
アメリカの多くのビジネススクールは全体の6~8割をアメリカ人学生が占めます。結果として、英語が不自由で文化の違う留学生よりアメリカ人学生がグループや授業で主導権を握るケースが出てきます。せっかくのMBA留学なのに、英語や文化の壁に阻まれて「議論や立案は米国人が行って、日本人の役割はいつもプレゼンテーション用パワーポイントの作成」といった役割分担の例も笑い事では済まされません。Hultの留学生率は85~95%であるため、アメリカ人に限らず特定の国籍や文化集団が主導権を持つことがなく、平等に参加の機会が得られる環境になっているそうです。
このように、学校そしてプログラムそのものが実践的でユニークですが、それ以外にも留学先として、ロケーションやコスト面でも魅力的なのがHultです。