先日、11月9日に英国「タイムズ」誌の別冊THES(The Times Higher Education Supplement)から『世界大学ランキング2007』が発表されました。QS(Quacquarelli Symonds)社と共同で2004年から毎年発表されているもので、現在各国の大学関係者や入学希望者から注目されているランキングです。
(『世界大学ランキング2008』はこちら。 2008年10月10日発表。)

今年は、TOP100の中に日本の大学が4校、TOP200内には11校、TOP500には35校がランクインしました。

このランキングは、世界の大学を、研究力(研究者の評価40%、教員一人当たり論文引用数20%)、就職力(雇用者側の評価10%)、国際性(外国人教員比率5%、外国人学生比率5%)、教育力(教員数と学生数の比率20%)で評価したもので、それぞれの指標のスコア比率は以下のようになっています。

Peer review score
研究者の評価(40%)

Employer review score
雇用者の評価(採用したい学生の出身大学)10%

Staff/student score
教員数と学生数の比率(20%)

Citations/staff score
教員一人あたりの論文引用件数(20%)

International staff score
外国人教員比率(5%)

International students score
外国人学生比率(5%)

世界の大学ランキングに関しては賛否両論もあるようで、特にこのTHESのランキングは2004年に初めて発表して以来、研究力に評価の重点が置かれている点で、英語を母国語としない国の大学の評価が全体的に低くなっているのではないか(英語での論文発表が基本となっているため)、研究以外の教育分野に重点を置いている大学の評価が下がってしまう、などといった点が指摘されてきたようです。

今年は、そのあたりも鑑みてか、THESではランキングを算出するのに採用する論文ソースのデータが変更になったことが大きな特徴と発表しています。この論文引用のソースデータを変更したことで、米国偏重が少なくなり、より多くの大学のデータが収集できているということ、英語以外の言語の論文も数多くカバーしていることなども発表しています。

そのためでしょうか、2007年にTOP200入りした日本の大学のほとんどが2006年よりランクアップしています。(参考『世界大学ランキング2007』200位以内に入った日本の大学

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『THES - QS World University Rankings 2007 - Top 100 Universities』

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