メルカリの使い方

メルカリでクレームを防ぐ便利な言葉! 出品時に傷や汚れはどこまで詳しく伝えればいい?

メルカリに商品を出品する際、傷や汚れなどのダメージはどこまで使えれば良いのでしょうか。クレームを防ぐためのフレーズを3つ紹介していきます。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリ出品。ダメージはどこまで詳しく書けばいい?

メルカリ出品。ダメージはどこまで詳しく書けばいい?

メルカリに出品する際には、商品の状態をできるだけ正確に相手に伝える必要があります。商品説明文に記入したり写真を掲載したりしますが、どこまで詳しく説明すれば良いのか悩みどころはないでしょうか。

出品時に傷や汚れなどのダメージをどこまで伝えれば良いかに加えて、クレームを防ぐためのフレーズを3つ紹介していきます。
 

メルカリに掲載できる写真は10枚

商品の状態は写真で見てもらうのが分かりやすいですが、メルカリに掲載できる写真の数は10枚までという制限があります。写真の加工をすることで、例えば4枚の写真を1枚にすることも可能ですが、そうなると手間もかかってしまいますよね。

出品時に掲載する写真は、基本的には加工はせずに10枚以内に収めることを考えていきましょう。ただし、大きなダメージがたくさんあり、10枚までに収めることが難しいならば、加工するのもアリです。
 

ダメージを隠すのは絶対にNG

商品を少しでも高く売りたいと考えている場合、ついダメージを隠したくなってしまうもの。しかし、それは絶対にしてはいけません。出品時に隠したとしても、商品が到着すれば分かることです。

商品が購入者の元に到着後、場合によってはクレームが来て、返品や返金の対応に追われてしまい、時間と手間がかかってしまいます。マイナス評価を付けられることもあり、今後の取引に悪影響を及ぼす可能性もあります。
 

優先的に伝えるべきは目に見えるダメージ

メルカリで購入者が気になるのは、商品のダメージです。どこにどんな汚れや傷があるのかを、正確に伝えましょう。特に大きなダメージは重要なポイントですので、優先的に記載しましょう。

・洋服の注意点
襟元の汚れはきちんと伝えよう

襟元の汚れはきちんと伝えよう

トップスの場合、使用感が出やすいのが襟元や袖口です。襟元はファンデーションや皮脂が付きやすいので、しっかり確認したいところ。パンツの場合は膝あたりです。膝を付くとその辺りの生地が薄くなります。

・靴の注意点
靴のつま先の汚れは目立つダメージになる

靴のつま先の汚れは目立つダメージになる

靴はつま先が汚れがちです。目立つ部分でもあるので、写真を掲載し、商品説明文にもしっかり明記しましょう。
ソールの汚れも記載したい

ソールの汚れも記載したい

またソール部分にスレができることもありますよね。もし専用のクリーナーなどがあれば、汚れを落としておきましょう。落ちないようならば、そのままの状態で出品し、きちんと説明文に記載します。

・本の注意点
本は日焼けや破れの状態を、参考書は書き込みの有無をきちんと伝えます。書き込みは消しゴムで消したとしても、過去に書き込んだことがあることを書いておくと丁寧な商品説明になります。
 

目立たない汚れはどうすればよい?

目立つ汚れは写真の掲載&説明が必要と分かりますが、あまり目立たない汚れに関しては、どこまで記載すべきか悩みますよね。

目立たない汚れに関しては、書いていたらキリがないというのが、筆者の考えです。例えば洋服の場合でも、いくらでも細かく書くことができますが、1つの商品にそれだけの労力をかけるのは難しいでしょう。ダメージをチェックして、それを文字として入力するのは、思いのほか時間と手間がかかります。
 

商品ダメージにおけるクレームを回避するための3つのフレーズ

一方で、ダメージが少ないからといって何も書かないと、後でクレームがきてしまう可能性もあります。それを回避するために使いたいのが以下の3つのフレーズです。

1. 「使用感があります」
中古品を売る場合によく使われるフレーズが「使用感があります」です。これは新品ではなくて使った跡があることを相手に伝える時に使います。

「使用感」は程度によって「若干使用感があります」「日常生活での使用感があります」「かなり使用感があります」に分けることができますが、出品者と購入者で感覚の違いが出やすいので注意が必要です。出品者が考えるよりもワンランク下げた商品の状態にしておくと安心です。

2. 「見落としがあるかもしれません」
商品をチェックしたけれど細かい部分までは見きれていないので、商品説明や写真で伝えることができないという意味合いです。「かもしれない」という可能性の言葉を使っているので、非常に曖昧ではあるのですが、出品者からするととても便利な言葉になります。「逃げの言葉」とも捉えられるのですが、確認すべき部分が多い商品には使っておきたいです。筆者の場合、参考書を出品する時に「書込みはチェックしていますが、もしかしたら見落としがあるかもしれません」と記載しています。

3. 「中古品なので、ご理解ください」
中古品はすでに使用しているものなので、新品とは違いダメージがある可能性があります。それはメルカリユーザーであれば、おそらく多くの人が理解してくれるでしょう。このフレーズを書くことで、中古品を出品する以上、多少なりともダメージがあることを強調できます。さらに、中古品であることを了解の上購入してくださいという意味合いなので、後々のトラブル回避になるのです。

個人間取引をするメルカリでは、出品者と購入者でダメージの捉え方が異なる可能性もあります。そのギャップをいかに埋めていくかが、気持ち良い取引をするために必要になってくるでしょう。今回紹介したフレーズ以外にもオリジナルのフレーズが出てくるかもしれません。メルカリを活用しつつ、それを見つけていくのも良さそうですね。


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