タートルネックを取り入れたコーディネート
首元をすっぽりと覆ってくれるタートルネック。ハイネックよりも高さがあるので、2つに折ったり、クシュっとさせたりした状態で着用します。
ニット、スウェット、Tシャツなどが一般的ですが、ユニクロの「ヒートテック」シリーズや無印良品の「あったか綿」シリーズなどにもタートルネックが登場したことで、下着の襟を見せる着用の仕方も普及しつつあるようです。
タートルネックの利点は、首回りを覆うことで保温効果が高まるという機能性。しかしそれだけではなく、首元に色を取り入れることで、抜け感やこなれ感を演出できるファッション性も備えています。
定番カラーとトレンドカラーを取り入れたタートルネックのコーディネートを見ていきましょう。
定番カラーのタートルネック
■スタイリッシュな「ブラック」
ブラック・ホワイト・グレー・レッドの4色が使われたマルチカラー配色のタックパンツに、ブラックのノーカラーキルティングコートとタートルネックを合わせ、スタイリッシュな雰囲気に。マルチカラーのアイテムを取り入れるときは、その他のアイテムの色に、柄の中の1色を使うのが正解。すっきりとした印象に仕上がります。
■マイルドな「ブラウン」
ロングコートとパンツを淡いベージュでそろえ、ブラウンのハイネックセーターを合わせたコーディネート。ベージュとブラウンの濃淡配色が、あたたかみと親しみやすさを演出してくれます。これから春に向かう季節にもマッチする色合わせです。
■季節感を先取りする「ホワイト」
2023年春のトレンドカラーの1つであるシルバー。クールにまとまりがちな色ですが、ボリュームスカートとして取り入れることで、一気にロマンティックなムードに。カーキのプルオーバーの下にホワイトのタートルネックを合わせると、モードな雰囲気の中に適度な抜け感がプラスでき、バランスよく仕上がります。
トレンドカラーのタートルネックコーデ
■2023年の色「ビバ・マゼンタ」
白×黒のモノトーン柄のギャザースカートに、ネイビーのブレザーをON。通勤にも使えそうな定番スタイルの指し色に、2023年のトレンドカラー「ビバ・マゼンタ」を使ったコーディネートです。インパクトのあるビバ・マゼンタを、襟元と袖口から見える程度に取り入れた絶妙なさじ加減が◎。ジャケットを着ない時期は、タートルネックにシャツを重ねるとよいでしょう。
■インパクトのある「コバルトブルー」
グレーのベスト×ベージュの中綿ショートジャッケットという落ち着いた印象のコーディネートが、コバルトブルーのタートルネックを重ねるだけでパッと華やぎます。濃いブルーは大人の女性が取り入れやすい色の1つ。通勤にもカジュアルにも使い勝手のよい色なので、1枚持っておくと便利です。
■春の息吹が感じられる「ライムグリーン」
ライムグリーンのタートルネックに、トレンチコートのような白いワンピースを重ねた春らしいコーディネート。インパクトのあるライムグリーンは、目立つ色と掛け合わせず、ホワイトとの2色配色にすると上品かつ洗練された印象に仕上がります。
タートルネックは素材のバリエーションも豊富なので、寒い時期はニット、暖かくなってきたらスウェットというように、季節感にマッチした素材を選ぶと快適に過ごせますよ。
2000円を切る価格帯のものもたくさんあるので、定番カラーとトレンドカラーをそれぞれ持っておくと、コーディネートの幅が広がります。今回ご紹介したコーディネート例を参考に、みなさんもタートルネックを上手に活用してくださいね。
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