年齢を重ねたことで「会話の内容」に変化が…
イラスト：カツヤマケイコ
「友人と会えば恋愛の話で盛り上がっていたのが、家のローンの話、老後の話、結婚生活の話など、生活や将来に関する生々しい話題が増えた（30代・女性）」
「気づくと会話が疲労談義になっている。前はもっと明るい話題を出していたのに、肩が疲れているとか腰が痛いとかそんな会話が増えました（30代・男性）」
「美容室に行くという話の中で、髪型ではなく白髪染めの話題に夢中になっていると、老けたなと感じます（40代・女性）」
「話題がダイエットのことよりも健康のことが中心になってきた（30代・女性）」
同級生の見た目に動揺しながら、わが身を振り返る
当たり前ですが、何年経っても同じ年齢の同級生。相手の姿を見て何かを感じたら、自分自身を客観的に見てみるいい機会なのかもしれません。「久しぶりに会った中学の同級生や後輩の男の子たちの髪が寂しくなっていたり、誰だか分からなくなっていたり。あちらもきっと同じように何かしら感じているのかと思うと……（40代・女性）」
「学生のころから薄毛をいじって、からかっていた友人の毛量が本当にいじることができない量に減っていた（50代・男性）」
ショック？ 衝撃？ 悲しみ？ 老化を感じた同級生エピソード
「新しいカフェのチェックに余念のなかった友人が『店に入ると場違いに感じるようになった』と、新規開拓を辞める宣言をした（50代・女性）」
「最近流行っているものを馬鹿にすること。昔を懐かしみ、いま流行っているものを大したことないと決めつけるような発言（40代・女性）」
「耳が遠くなったのか、図太くなったのか、やたら大きい声で話すようになった友達が気になる（50代・女性）」
「共通のアイドル好きの友人を誘うと『オールスタンディングはしんどい』『腰の痛みは推しには治せない』と即座に断られた（40代・女性）」
「飲み会の幹事をした同級生が、老眼で請求書の金額は見えないし、集めたお札は手がカサカサで数えられないし、周囲が協力したが、みんな似たような状況（50代・女性）」
「私がテレビショッピングで買ったシミが隠れるファンデを見て『うわ、買っちゃったんだ』と小馬鹿にした友人。彼女は、私が買おうか悩んでいた歩きやすい系の靴を履いていた（50代・女性）」
同じ時代を生きてきた同級生。老いを感じるポイントも悩みも関心も似ている同世代だからこそ、励まし合い、共感し合いながら年を重ねていきたいですね。
＜イラスト＞カツヤマケイコ
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