メルカリの使い方

年末帰省は実家の片付けのチャンス!? 親に伝えておきたい「メルカリ」攻略法

実家の不用品をメルカリで売る場合、親には使い方をどう伝えるのが良いのでしょうか。自分がいなくても親が戸惑わない、メルカリの攻略法とは。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

年末帰省で実家の片付けをする時に、親に伝えておきたいメルカリ攻略法

年末帰省で実家の片付けをする時に、親に伝えておきたいメルカリ攻略法

年末年始は実家で過ごそうと、今から計画を立てている人もいることでしょう。実家に帰省したからには、片付けをして、不用品をまとめてメルカリで売ることもあるかもしれません。

そんなときに考えたいのは、自分の親がメルカリをする際に教えておきたい作法。お正月が明けて自分が家に帰った後でも親が戸惑わないように、メルカリの攻略法をまとめてみましょう。
 

果たして親が1人でメルカリを使えるのか……。実家から戻ってからが心配

年末年始の帰省時、親と一緒に片付けをして不用品をメルカリに出品するとしても、ずっと実家にいるわけではありません。そうなると、ある程度高齢になった親御さんが1人でメルカリをすることになります。

すでにメルカリを経験している親御さんもいるでしょうけれど、子どもの帰省時にスタートする人もいるのではないでしょうか。そうなると、「親だけでメルカリができるのだろうか」と心配になってしまいますよね。
 

「メルカリ」はある意味「SNS」の延長線

でも、メルカリは最初こそ戸惑いや不安があるかもしれませんが、基本的なスマホ操作さえできれば、何回か出品をしているうちにコツを掴んでくるものです。

周りを見れば、LINEやFacebookを使いこなしている高齢者もいます。メルカリではお金が絡んでくるものの、写真を投稿して文章を書くという基本的な作業はSNSの延長線と考えることもできます。そういった「メルカリは全然難しくないんだよ」ということを先に伝えておくことも、気持ちの上では大切になってきます。

とはいえ、実際にメルカリをする際には、知っておいてほしいこともありますし、自分達が家に帰るまでにできることもあります。
 

メルカリの「ローカルルール」を説明しておこう

メルカリを始めたばかりの人が戸惑うのは、おそらく「専用出品」などの「ローカルルール」でしょう。何も知らないと「え?専用ってなに?」と思うはずです。最初に、メルカリにはローカルルールがあることはきちんと伝えておきましょう。

例えば、「専用出品」「値下げ交渉」「プロフ必読」「即購入禁止」などです。出品した商品に関するやりとりには直接関係なかったとしても、他の出品物やプロフィールを見たときに「これはなんだろう」と思わないために、これらの言葉を頻繁に目にすることは説明をしておきましょう。
 

値下げ交渉は断ることもできる

メルカリを始めたばかりの頃は、どうしても商品を売りたい気持ちが強くなり、無理な値下げ交渉をのんでしまうこともあります。でも、それでは送料や手数料を考えたらマイナスになってしまうかもしれません。出品した商品に値下げ交渉がきても、受け入れる必要はありませんから、納得ができない価格での交渉なら断ることも大切です。ダメはものはダメでいいということも確認しておきたいですね。

もしどうしても値下げ交渉が不安であれば、最初から「値下げ不可」にしてしまいましょう。プロフィールに記載すれば、交渉に応じなくてもよくなります。
 

横取りがあっても、焦らないで取引を続ける

もし専用出品にした商品が横取りされたら、きっと出品者である親も焦ってしまうと思います。このまま取引を進めていいのかどうか悩みますよね。専用にした人に申し訳ない気持ちになってしまうかもしれません。でも先に購入手続きをした人と取引をすすめるのがメルカリのルールですから、この場合も取引続行です。キャンセルを考える必要もありません。
 

発送が遅れる時には、必ず連絡する

購入者がイライラすることの1つが、発送の遅れです。商品の到着を楽しみに待っていますし、使うタイミングの都合もあるので、遅れてしまうと怒ってしまう購入者もいるのです。

多くの場合、発送が予定よりも遅れてしまうことをちゃんと伝えて謝れば、購入者とのトラブルは起きません。何も連絡をしないまま発送が遅れるから怒るのです。出品時に発送までの日数を設定しますが、もし発送が遅れるようなら、必ず購入者に連絡するように親御さんには伝えましょう。
 

クレームが来ても焦らない。どちらに問題があるのか考える

発送した商品が購入者に届いた後、もしかしたらクレームを受けことがあるかもしれません。何回も取引をしているユーザーでさえクレームほど嫌なことはないので、初心者であればなおさらショックだと思います。パニックになってしまうこともありますが、まずはクレームの内容を把握して、問題がどこにあるのかを確認します。

サイズが合わない、思ったような商品ではないなど、購入者都合のクレームならば受ける必要はありません。一方で商品説明にない汚れなどがあった場合には出品者に落ち度があったことになりますから、きちんと謝ります。その後で返品や返金の話になるかもしれませんが、1人で解決しようとせずメルカリ事務局に入ってもらいましょう。そうすれば、大きなトラブルにならずに事がおさまることも多いです。クレームの時こそ、1人で考え込まずに誰かに頼ることが大切です。
 

これからも自分達でできるように、遠くから見守ろう

メルカリ初心者の親御さんの場合、何かあればきっと子どもに連絡をすると思います。頼りたい気持ちも分かるので、最初はアドバイスも必要でしょう。

ただし、何でも代わりにやってあげるのはおすすめできません。自分達でメルカリを活用していくことを考えてほしいなら、さまざまな経験を積んでメルカリに慣れてもらう必要があるからです。少しずつかもしれませんが、メルカリの経験値を増やしてもらうことを考えましょう。

実際に、メルカリを活用しているシニア世代は少なくありませんから、もしかしたら子ども世代よりも上手に活用して、不用品をお金に換えてしまうかもしれませんよ。


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