書類審査~1次審査を経て最終審査会への出場が決定した6組のファイナリストが最終プレゼンを行い、大賞をはじめとする各賞が決定しました。
ヘルスケアベンチャー大賞とは
コロナ禍により変わりつつある新しい世界に、新しいモノ・コトを生み出し、社会実装していくことで、アンチエイジング領域やヘルスケア分野を大きく変えていきたい。そんな思いから生まれたのが「ヘルスケアベンチャー大賞」です。「アンチエイジングからイノベーションを!」をテーマに、アンチエイジングに資するヘルスケア分野のビジネスプランやアイデアを広く募り、優秀な事業・アイデアには起業支援サービスや医学的見地からの監修など専門的なフォローを行います。
大賞は
「脳MRI画像解析に基づく全脳の構造別体積・健康状態の可視化、
認知症予防」
株式会社エム
「脳MRI画像解析に基づく全脳の構造別体積・健康状態の可視化、認知症予防」
森 進
世界最高の普及率を誇る日本のMRI機器インフラと世界的にも稀有な健常者の脳画像ビックデータを最大限に活用することにより、脳の劣化の直接指標である萎縮や白質病変を数値化し統計評価することで、受診者は脳の健康状態をリアルタイムに把握できる。
今後は、受診者数が限られる既存の脳ドックを枠を超え、国民全体が気軽に受診できる革新的な脳健康管理システムの構築を目指す。
学会賞は
「脳血幹障害を持った重度要介護者のアンチエイジングへの希望」
株式会社ASメディカルサポート
「脳血幹障害を持った重度要介護者のアンチエイジングへの希望」
櫻井 由美
株式会社ASメディカルサポートは「九州再生医療センター」内にあり、同センター内には医療機関とリハビリセンターも併設されている。その融合と連携により、要介護となった重度の脳血管障害の患者様が、幹細胞治療とリハビリを重ねることにより、現在は身体機能回復を希望されるだけでなく見た目の改善も希望されるまでに。
また、同社の幹細胞は患者様の来院に合わせて生浮遊細胞を培養し医療機関に提供している。
その他の受賞者とその事業
ヘルスケアイノベーションチャレンジ賞株式会社ナースコーポレーション
「「ナールスゲン®」およびナールスゲン含有化粧品の販売」
InnoJin株式会社
「ドライアイ診断補助用スマートフォンアプリケーションの開発」
株式会社TearExo
「予防医療を実践する、涙を使ったヘルスケア・インフラ構築」
アイデア賞
尾崎 裕/横浜薬科大学
「現代の”脈診”技術で健康日本創出に貢献するパーソナル脈派装置
第4回ヘルスケアベンチャー大賞決定
ヘルスケアベンチャー大賞はすでに第5回(2023年)の開催に向けて準備がはじまっています。その様子は随時All Aboutに掲載していく予定です。お楽しみに!