「アンチエイジングからイノベーションを!」をテーマに、アンチエイジングに資するヘルスケア分野のビジネスプランやアイデアを広く募った「第4回ヘルスケアベンチャー大賞」。今回も多くのエントリーがあり、書類審査・一次審査を経て、6組が最終審査会へ出場するファイナリストに決定しました。
「アンチエイジングからイノベーションを!」をテーマに、アンチエイジングに資するヘルスケア分野のビジネスプランやアイデアを広く募った「第4回ヘルスケアベンチャー大賞」。今回も多くのエントリーがあり、書類審査・一次審査を経て、団体5組、個人1名が最終審査会へ出場するファイナリストに決定しました。
ファイナリスト決定(6組)
< 企業5社 / 事業の名称 >InnoJin株式会社
ドライアイ診断補助用スマートフォンアプリケーションの開発
現在、本邦にはドライアイの自覚症状を有するにも関わらず、診断を受けていない未診断者が多く存在し、遠隔診療での早期診断・早期治療が求められている。しかし現在の診断基準では、患者への侵襲・接触を伴う眼表面への生体染色検査が必須であり、遠隔診療の場ではドライアイ診断が行えない。
そこで我々は、非侵襲的・非接触的にドライアイの病状評価が可能なドライアイ診断補助用スマートフォンアプリケーションの開発を行う。
株式会社ASメディカルサポート
再生医療(幹細胞治療)と再生医療リハビリによる脳血幹障害を持った重度
要介護者のアンチエイジングへの希望 当社は許可細胞加工施設として承認されてから、約1年間で約800件の生浮遊幹細胞の提供を行ってきた。
生浮遊細胞を脳血管障害への治療として提供し、再生医療リハビリとの相乗効果が、アンチエイジングへの新しいビジネスプランを生みだした。この事により患者様へ新しい生きる希望を提案ができるようになった。
株式会社エム
脳MRI画像解析に基づく全脳の構造別体積・健康状態の可視化、認知症予防
脳ドック等で取得された頭部MRI画像をAI画像解析して、未病段階における全脳の萎縮度(体積)と血管状態を数値化するとともに、ビッグデータとの比較に基づき同年代の平均・偏差と比較し、健康度を評価する。受診者は、追加検査などの負担なく、認知症の要因の一つである脳の萎縮・血管性変化の状態を正しく把握し、認知症の予防に必要な生活習慣の改善につなげられる。健診機関を顧客として全国の主要機関への導入を目指す。
株式会社TearExo
予防医療を実践する、涙を使ったヘルスケア・インフラ構築
自己採取可能な涙液を用いて、涙を採取するだけで簡単に疾病のリスク検査が可能な検査ツールを提供し、専門医との連携により疾病の早期発見・早期治療を促進するヘルスケア・インフラを構築する。
これにより、誰もが場所や時間に縛られず簡単に健康状態を自己管理できる社会を形成し、労働寿命の延伸と生涯健康を実現することにより、人々のQOL向上に貢献し、かつ税収増加と医療費削減という世界的課題の克服に挑む。
株式会社ナールスコーポレーション
「ナールスゲン®」およびナールスゲン含有化粧品の販売
主要ビジネスは、京都大学と大阪市立大学の共同研究から誕生した革新的エイジングケア素材「ナールスゲン®」および4種ナールスゲン含有化粧品の販売である。化粧品素材として国内約60社と米国1社の化粧品メーカーに販売し、ナールスゲン含有化粧品は、百貨店、通信販売等で販売している。これまで11の研究機関と共同研究を行っており、それらの研究成果に基づく製品開発を進めている。11の特許、9の学術論文がある。
< 個人1名 / アイデアの名称 >
岡崎 裕(横浜薬科大学 准教授)
現代の"脈診"技術で健康日本創出に貢献するパーソナル脈波装置
新開発高性能センサーとスマートフォンの組み合わせで橈骨脈波(手首脈)を測定解析し、独自アルゴリズムで動脈硬化度(血管年齢)や自律神経バランスを同時に評価できるパーソナル健康機器の実現を目指す。データはセキュアなクラウドサーバ上に集積され将来はAIアドバイスを受けることが出来る。呼吸回数・脈拍数・体温の基本バイタルサインも同時計測し、新型コロナ感染などによる体調悪化の早期把握機能も追加。
第4回ヘルスケアベンチャー大賞最終審査会
参加はどなたでも可能ですが、事前に登録をお願いします。►日時:2022年10月21日(金)15:00~17:00
►開催形式:会場開催とWEBのハイブリッド
►会場:室町三井ホール(東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 COREDO室町テラス3階)
►スケジュール:
1.実行委員長挨拶
2.本日の進行についての説明
3.ファイナリストによるプレゼンテーション
4.特別講演
特別講演タイトル「デジタル技術による持続可能な医療」
上野 太郎 サスメド株式会社 代表取締役社長(医師・医学博士)
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