節約

手抜きの象徴!?なぜ「めんつゆ」だけがワルモノに… 万能だからこそ上手に“味に差”をつけるには?

どうしても料理を手抜きしていると思われがちな「めんつゆ」。万能が故にめんつゆをよく使い料理の味が同じになってしまうのを避けたい場合、他の調味料を足すことで上手に味に変化をつけましょう。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

万能が故にワルモノに!? 上手に使いたい「めんつゆ」

手抜きのイメージが強くなってしまう「めんつゆ」

手抜きのイメージが強くなってしまう「めんつゆ」

SNSなどで自分が作った料理を紹介するときに、「めんつゆ」を使ったレシピの場合「禁断のめんつゆ」「めんつゆで手抜き」というように、使ったことを少し遠慮して紹介しているのを見かけることがあります。

めんつゆとは、出汁、醤油、みりん(砂糖)を使った、そばやうどんのつゆになりますが、万能が故に、めんつゆを使ったレシピは手抜きと扱われてしまうことが多いようです。

しかしマヨネーズを使ったレシピを手抜きとマイナスイメージにとる人は少ないのではないでしょうか。マヨネーズの構成要素も食用油・お酢・卵と少ないものです。カレーだって、スパイスから調合して作る人よりもルーを使う人のほうが多いでしょう。

人それぞれ「食」に関する考え方はさまざまだと思いますが、忙しい現代、調味料を上手に使うことで調理時間を短縮することは決して手抜きというわけではないでしょう。

それでも、めんつゆをそのまま使うのは気が引けると思われるかたは、他の調味料を足して使ってみることをおすすめします。
 

めんつゆに足す調味料は?

そもそも和食の場合、出汁、醤油、みりん(砂糖)を使って味付けをする料理がとても多いため、めんつゆが活躍できるのです。ただ、めんつゆだけで味付けをしていたら、煮物も照り焼きも、そばもうどんも、全て同じ味になってしまう可能性はあります。

例えば少し甘めでもいい煮物の場合は、めんつゆに甘味を足すといいでしょう。その際に少量でも黒糖を足すと味に深みがでます。
肉じゃが

甘めでもいい煮物の場合はめんつゆに甘味を足してみる

野菜炒めの味付けにめんつゆを使うのであれば、辛味を足してはいかがでしょうか。辛い調味料はいろいろありますが、豆板醤や七味唐辛子、筆者はシラチャソースもよく使います。
 

めんつゆ以外にも、定番のチョイ足し調味料を決めておくと楽

文頭でマヨネーズにも触れましたが、めんつゆ以外にもよく使う調味料があり、味が同じになってしまうのを避けたい場合は、味を変えるために少量足すだけでいい調味料で自分の定番を作っておくのがおすすめです。
唐辛子

自分の中でチョイ足しする調味料を決めておくと便利

  • 辛味を足したい場合……豆板醤、七味唐辛子、シラチャソース、タバスコ
  • 甘みを足したい場合……はちみつ、メープルシロップ、黒糖
  • 酸味を加えたい場合……レモン汁、レモスコ
その他、にんにくや生姜、花椒(ホアジャオ)、八角など、インパクトのあるものを使うのもおすすめです。
 
自分の中での定番のチョイ足し調味料を作っておけば、考える時間も短縮でき、かつどれも同じ味にはならず、上手に調味料を使っていくことができます。ぜひお試しください。
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