セブンイレブンの「世界スイーツ」、新作は「タルトタタン」

タルトタタン

べっこう色のリンゴが、タルトタタンの色合いを再現

コロナ以降、セブンイレブンでは身近なコンビニで世界のスイーツを楽しんでもらえるようにと、さまざまな国のスイーツを発売しています。ご紹介する「7プレミアム タルトタタン」(税込203.04円)も、おそらくその流れから開発されたであろう新作です。

 

日本のパティスリーでもおなじみ! フランス菓子の「タルトタタン」

タルトタタン

「タルトタタン」は、パティスリーでは秋冬によく見かけます

「タルトタタン」は、失敗から誕生したというエピソードでも知られるフランスの伝統菓子。日本でも秋冬シーズンには、あちこちのパティスリーで販売されています。

リンゴのカットの仕方や煮詰め具合、生地の厚みなどにそれぞれ個性があって、私も大好きなお菓子のひとつです。季節的には「なぜこの時期に!?」という思いはありますが、手間のかかるお菓子をコンビニで買えるようになるのは嬉しいことです。

 

リンゴをカラメリゼしたような苦みも再現

タルトタタン

リンゴは、ほんのりビターな味わい

袋を開けると、表面を覆うのはツヤのあるリンゴのシロップ漬け。ややシャキッとした食感が残っていて、リンゴの酸味と甘みのバランスがよいです。さらに、カラメリゼしたような苦みもあって、見た目も味も、タルトタタンらしさを再現しているように感じます。

 

生地はしっとりとしたマフィン風

タルトタタン

生地はしっとりとして、甘みも強め

リンゴの下は、タルトではなくケーキ生地が敷かれています。スポンジよりも重く、マフィンのようなしっとり、どっしりとした味わいです。生地のなかにもリンゴが入っているので、リンゴの存在感をしっかりと味わえるのは嬉しいポイントですが、パウンドケーキを食べているような印象です。

 

おいしいけど、「タルトタタン」ではない!?

タルトタタン

「タルトタタン」と謳うならば、もう少し生地を忠実に再現してほしかったです

一般的な「タルトタタン」では、タルト生地やパイ生地を敷くことが多く、サクッとした生地と、とろりとしたリンゴの食感のコントラストも魅力のひとつです。

その点で、「7プレミアム タルトタタン」は、まったく別のお菓子のように感じました。生地とリンゴとの相性は悪くないのですが、「タルトタタン」と商品名に謳ってしまっているだけに、シンプルに「おいしい!」とだけ思えなかったのが、とても残念でした。

 

「アレンジするなら潔く!」を今後は期待

タルトタタン

セブンイレブン流の解釈で作られた「タルトタタン」

「タルトタタン」に限らず、食べたことがない世界のお菓子をセブンイレブンのスイーツで知る人も少なくないと思います。

だからこそ、伝統菓子をコンビニスイーツとして販売するなら基本に忠実に再現するか、もしくは「~風」といった商品名にして、コンビニならではのアレンジ商品として販売してほしいというのが個人的な願いです(もちろん、温度帯や流通の問題などでさまざまな制限があるのは承知です)。セブンイレブンの商品開発力ならそれが可能だと思うので、今後に期待したいところです!
 

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