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iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法! Siriの誤作動やミスタップを防ごう

iPhoneの誤発信や誤操作を防ぐ方法はいくつかあります。設定方法を分かりやすく解説します。

ばんか

執筆者:ばんか

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iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

iPhoneをポケットやカバンに入れていたら、知らない間に電話をかけてしまっていた。そんな失敗はありませんか?

筆者は、コールをしてしまった経験はありませんが、ポケットに入れてあったiPhoneのロックが知らない間に解除されていて、いろんなアプリで誤作動を起こしてしまった苦い経験があります。

こうしたiPhoneの誤発信や誤操作を防ぐ方法はいくつかあります。不安な人、事故を未然に防ぎたい人は、一度自身の設定を見直してみるといいかもしれません。
 

手動による画面のロックを習慣化させる

誤操作の多くは、iPhoneにロックが掛かっていないことが原因として考えられます。画面がアクティブで、操作可能な状態でポケットやカバンの中にしまうのは、非常にリスクが高いです。

基本的なことではありますが、iPhoneを操作し終わったら、サイドボタンをキチンと押して、iPhoneをロック状態にする習慣をつけるようにしましょう。
 

自動ロックの時間を短く設定しておく

もし「iPhoneのロックをし忘れた!」ということがあっても、自動ロックまでの時間を短くしておけば安心です。

最短で30秒に設定できますので、「忘れがちなんだよなぁ」と自覚のある方は、ぜひ30秒に設定しておきましょう。

「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」→「自動ロック」を選択。ロックに必要な時間を設定して完了です。
iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

「設定」で「画面表示と明るさ」→「自動ロック」を選択。ロックに必要な時間を設定して完了

 

勝手に「スリープの解除」をされないようにする

ロックが掛かっているiPhoneを起動するには「スリープを解除」して、そのあと「(Face ID や スワイプなどの操作で)ロックを解除」という、2段階の操作が必要になります。

スリープが解除された状態の画面も意外と危険です。ポケットに手を入れたことで、勝手にロックが解除されてしまう、なんて失敗を筆者もやったことがあります。

意図しないタイミングでロックが解除されないように、「勝手にスリープが解除されないようにしておく」対策が大切です。

■ 「タップしてスリープ解除」をオフにする
対策の1つ目が「タップしてスリープ解除」をオフにすること。

これは、真っ暗な画面を指でタップすると、それだけでスリープが解除される機能です。便利なのですが、指が触れただけでスリープが解除されてしまうので、思わぬ誤作動につながってしまいます。

「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「タッチ」と進み、「タップしてスリープ解除」をオフにします。
iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

「設定」で「アクセシビリティ」→「タッチ」と進み、「タップしてスリープ解除」をオフに


■「手前に傾けてスリープ解除」をオフにする
2つめの対策は、「手前に傾けてスリープ解除」をオフにすること。

iPhoneを持ち上げると、iPhoneが「おっ、iPhoneを使いはじめるんですね」と認識して、自動的にスリープを解除してくれる親切機能です。ただこれも、思わぬ誤作動の要因になってしまいますね。

「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」を選択。「手前に傾けてスリープ解除」をオフにすれば完了です。
iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

「設定」で「画面表示と明るさ」を選択。「手前に傾けてスリープ解除」をオフにすれば完了

 

思わぬ「Siri」の起動を未然に防ぐようにする

ロックを解除しないでもiPhoneを操作する方法があります。それが「Siri」です。

基本的には「Hey, Siri」と呼びかけることで、使いはじめられる機能ですが、たまに何が原因で起動したのかわからないようなタイミングで、Siriが起動することがあります。

こういった誤作動が原因で、家族や友人に電話をかけてしまったりする。そんな失敗をしないように、ロック中はSiriが起動しないように設定しておきましょう。

「設定」アプリを開き、「Siriと検索」を選択。「ロック中にSiriを許可」をオフにすればOKです。
iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

「設定」で「Siriと検索」を選択。「ロック中にSiriを許可」をオフにすればOK

 

電話アプリをホーム画面から削除しておく

電話アプリは、必要なときにだけ使えれば問題ありません。頻繁に使うわけではないのなら、ホーム画面からアプリアイコンを削除してしまいましょう。

ご安心を。アプリアイコンを消しても、アプリ自体がなくなるわけではありません。iPhoneのSpotlight、あるいはライブラリから「電話」と検索すれば、すぐに使うことができます。

アプリの検索をしたいときは、ホーム画面やライブラリ画面で上から下にスワイプ。するとキーワード検索の入力欄が表示されます。
iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

アプリの検索をしたいときは、ホーム画面やライブラリ画面で上から下にスワイプ

 

着信を即座に拒否するテクニックを覚えておく

これは「予防」ではなく、実際に電話がかかってきたときの「対策」の話です。

着信がきても、いまは都合が悪くて出られないときって、ありますよね。しかし、相手のコールが終わるまで待っていては、バイブレーションや着信音がうるさいだけでなく、思わず指がふれて電話に出てしまうかもしれません。

そこで便利な「着信音とバイブを消す方法」と「着信を拒否する方法」を紹介します。
iPhoneで電話の誤発信を防ぐ方法

サイドボタン(電源ボタン)を1回押すと、着信音とバイブだけを消すことができる。2回押すと着信に応答せず、拒否できる

着信が鳴っているとき、サイドボタン(電源ボタン)を1回押しましょう。すると、着信したままに、着信音とバイブだけを消すことができます。

着信が鳴っているとき、サイドボタン(電源ボタン)を2回押しましょう。すると、その着信に応答せず、拒否することができます。


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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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