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停電などの緊急時に役立つ! iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法

急な停電で、iPhoneの残りバッテリーが心配! そんなときに、ササッとできるiPhoneのバッテリー節約術をまとめてみました。すぐに実践できる方法ばかりなので、緊急時の役に立ててください。

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執筆者:ばんか

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 iPhoneのバッテリー消耗を節約する方法

iPhoneのバッテリーを節約する方法

急な停電で、iPhoneの残りバッテリーが心配! そんなときに、ササッとできるiPhoneのバッテリー節約術をまとめてみました。

すぐに実践できる方法ばかりなので、緊急時の役に立ててください。
 

低電力モードをオンにする

「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をオンにします。

低電力モードを有効にすると、iPhoneのパフォーマンスを抑えることで、バッテリーの消耗を抑えることができます。

具体的には、以下のような機能が制限されます。
  • iPhone 12とiPhone 13モデルの5G(ビデオストリーミングを除く)
  • 自動ロック
  • ディスプレイの明るさ
  • ProMotion ディスプレイ搭載モデルの iPhone/iPad のディスプレイのリフレッシュレート
  • 一部のビジュアルエフェクト
  • iCloud 写真(一時的に停止)
  • 自動ダウンロード
  • メールの取得
  • アプリのバックグラウンド更新

なお、低電力モードはバッテリー残量が80%を上回ると自動的にオフになります。災害時など、フル充電に近い状態であってもバッテリーを節約したいときは、改めて手動にて低電力モードをオンにしましょう。
 

ダークモードに変更

「設定」→「画面表示と明るさ」→「外観モード」をダークモードに変更

「iPhone X」以降の機種で採用されている有機EL(OLED)ディスプレイでは、黒色の表示に発光が必要ありません。そのため、ダークモードにして黒を基調にすれば、省電力効果があるとされています。

液晶ディスプレイ(LCD)の場合は、黒色表示にもバックライトの発光が必要になるため、ダークモードにしても省電力効果は期待できませんので、ご注意ください。
 

Wi-Fi・Bluetooth・AirDropをオフ

「コントロールセンター」→各種アイコンをタップし、それぞれオフに変更

Wi-Fi・Bluetooth・AirDropをオンにしておくと、常に接続先を探している状態になるため、バッテリーの消耗が増えるとされています。

もし緊急で必要ないのであれば、各種機能をオフにしておきましょう。
 

位置情報サービスをオフ

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」をオフ

iPhoneを使っているとき常に、あるいはアプリの使用時、iPhoneの位置情報を取得する設定です。通信が発生するため、バッテリーの消耗が大きくなるので、オフにしておきましょう。

アプリごとに細かく設定を調整することもできますが、「常に」となっているものは積極的にオフにするようにしましょう。
 

「システムからの提案」のチェック

「設定」→「バッテリー」→「システムからの提案」のチェック

iPhoneの設定アプリから「バッテリー」の画面を確認すると、システムの方から節電効果のある設定を提案してもらえることがあります。もし何かしらの設定の提案がある場合は、指示に従うようにしましょう。
 

バッテリー消費の多いアプリを確認

設定アプリを開き、「バッテリー」の項目をタップ。するとバッテリーの消耗が多いアプリが一覧で表示されます。

消費量が多いアプリは、使用を控えたり、バックグラウンドでの更新をオフにするなど対策するのが良いでしょう。また、もし必要性が低いものなのであれば、アプリ自体を削除することを検討してもいいかもしれません。
 

その他の細かい節電テクニック

上記で取り上げた方法以外にも、バッテリーの消耗を抑えるテクニックがありますので、それらをご紹介します。あわせてご活用ください。

■ Live壁紙、ダイナミック壁紙を使用しない
「設定」→「壁紙」→「壁紙を選択」→「静止画」を選択する。

■ APPLEからの提案をオフにする
「設定」→「Siriと検索」→「APPLEからの提案」に含まれる項目をすべてオフにする。

■ 視差効果をオフにする
「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」→「視差効果を減らす」をオンにする。

■ 明るさの自動調節をオンにする
「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→「明るさの自動調節」をオンにする。
 

最後に:電池の減りが早ければ、バッテリー交換を検討しておこう

設定アプリから「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と進むと、バッテリーの最大容量がわかります。

iPhoneが採用しているリチウムイオンバッテリーは、充電の回数が増えるごとに充電できる最大容量が減っていきます。したがって長く使用しているiPhoneほど、バッテリーの持ちが悪くなってきます。

Appleでは有償にてバッテリーの交換サービスを行っています。「今の機種に不満はないんだけど、電池の減りが早いのが悩み」という場合は、バッテリーの交換を検討するのがよいかもしれません。

なお、バッテリー交換に必要な費用は機種・モデルによって異なります。以下のURLから確認できますので、参考にしてみてください。

リンク:iPhone のバッテリーサービス (バッテリー交換) - Apple サポート (日本)


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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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