小学生(6~12歳)と一緒の旅行を成功させるポイントは?
小学生(6~12歳)と一緒の旅行を成功させるポイントは?
一口に「子連れ旅行」と言っても、子供の年齢によってそのノウハウやおすすめのプランが異なるので、子供の年齢を3段階に分けて考えてみましょう。今回は「小学生と一緒の旅行」について解説していきます。
<目次>
小学生と一緒の旅行の意義・目的
小学生になると年齢や性別だけで一まとめに考えられず、それぞれが趣味趣向を持ち、旅行プランにも子供の希望が反映されるようになります。友達や家族と共通の楽しみをもったり、逆に子供だけで何かにチャレンジするなど、旅のスタイルも多様化。広がる選択肢の中から、いかに「我が家」に合ったプランを選び、作りあげていくのかがポイントとなるでしょう。小学生との旅行を楽しいものにするためには
■プランニングについて旅行は週末や連休、または正月や夏休みなどの長期休暇を利用することになるため、空いている時期に旅行するのが難しくなります。そこでチェックしたいのは、平日でも休める「開校記念日」や、運動会・学芸会などの「振替休日」です。春に学校から配布される年間計画表を見て、旅行の候補日を決めておくといいでしょう。夏休みは「自由研究」の宿題に役立つ体験も各地、各施設で実施されていますので、旅先ならではの学べる体験をスケジュールに盛り込むのも楽しいです。
■移動に関して
電車やバスを利用する場合は、小学生になると子供も運賃(通常大人の半額)が必要となります。 (※参考記事 子供と一緒の乗り物ガイド【電車編】 )公共の乗り物では大人が率先してマナーを守りましょう。飛行機を利用する場合は、子供の成長とともに増える荷物を無理にまとめてしまうと超過手荷物料金がかかってしまうことも。自分の持ち物を管理できるようになったら、子供もキャリーケースなどを利用して、自分の荷物は自分で持たせるようにしてはどうでしょうか。なお、電車などの場合は12歳でも小学生であれば「小児運賃」ですが、飛行機は12歳未満が「小児運賃」、小学生でも12歳以上になると大人の運賃が適用されます。
小学生子連れ旅行には様々な工夫が役立つ
―予算を抑えるための工夫―子供の料金に関しては、この後でご紹介しますが、食事・布団付きで「小学生まで無料」という宿もあります。休前日やピーク時の料金が跳ね上がるのが納得いかなければ、「365日同一料金」の宿や、週末も料金アップのないビジネスホテル系を利用してはいかが? 割引率の高い早期予約特典も見逃せません。交通費は、人数が多い場合はマイカーやレンタカーを使用することで予算が抑えられる可能性も。
―成功の秘訣は“早めの予約!”―
学校を休ませない限り「ピークシーズン」に旅行せざるを得ません。そこで肝心なのは「早めの予約」! 例えば同じ行程で同じ宿を利用するツアーでも、各社特典内容や料金に違いがあるため、よく比較して最もお得なツアーを満席・満室になる前に、できれば早期予約の特典(割引など)付きで予約しましょう。
―食事の選択は慎重に―
小学生の場合、「幼児食」と「大人と同じ食事」を選べる場合がありますが、量だけでなく内容もまったく違う場合が多いので選択は慎重に。せっかく大人と同じものを用意してもらっても、宿によっては子供が食べにくいメニューが並ぶ場合も。心配ならば事前に内容を確認して。
小学生の子連れ旅行におすすめの旅行プラン
小学生になると多くのことにチェレンジでき、おでかけや旅の選択肢も広がります。森の冒険を親子で楽しもう!〔ターザニア〕 |
特に男の子に人気のカートは、小学生になると幼児で乗れるものよりも、より本格的な体験ができるようになります。
「ツインリンクもてぎ」のドリームカートは、初心者でもカートならではの醍醐味を満喫できる(対象:身長135cm以上) |
ANAの機体工場見学も小学生以上が対象 |
しかし……小学生ともなると通常大人の料金の70%、割安な場合でも50%の料金が提示されていることがほとんど。こうなると気軽に家族旅行の計画ができない!と、がっかりしている人には「小学生以下無料プラン」を実施している宿はいかがでしょう。例えば富士山の麓、奥河口湖のリゾートホテル「足和田ホテル」(山梨)ではしゃぶしゃぶ又はすき焼きの食べ放題の夕食と朝食のバイキング、さらに布団までついているのに小学生までが無料となるプランがあります。
三世代でも楽しめそう。おじいちゃん、おばあちゃん世代にとっては懐かしい木造校舎を利用した宿〔やまびこ荘〕 |
「横浜ロイヤルパークホテル」の新ファミリールーム |
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