白髪ぼかしのメリット・デメリットとは
白髪ぼかしのメリット・デメリット
今回All Aboutは「白髪染め」に関するアンケートを実施。どのように白髪を染めているかを紹介するとともに、美容師である筆者がおすすめの白髪染めの方法を紹介します。
「隠す色で染める」が多数派。ぼかすメリットは?
まず、白髪染めをしている415名にきいた「どのように白髪染めしていますか?」に対する回答を示します。 結果は「白髪を隠す色で染める」が最も多く、全体の約60%という結果になりました。サロンでお客様を担当させていただく中で、イメージしていた結果でした。職場でも明るさに規定があるからか7トーンから8トーンの明るさでの希望が多く、明るくできないのでしっかり染めたいお客様が多くいます。
また色落ちした時に「白髪がキラキラ光ってしまうのが気になる」という声も多く聞きます。職場での環境も大きく関わってくるのかなと思いました。
白髪染めで「ぼかす」には、9レベル以上のおしゃれ染めもしくは、9レベルの白髪染めで染めていきます。
9レベル以上のおしゃれ染めでは、白髪にはほとんど色が入らないのですが、9レベル以上の明るさにすることで白髪に明るさを近づけ、ぼかします。
9レベルの白髪染めで目立たないように染めていくのは、白髪に薄く色を入れる方法。1カ月経って色落ちしても、白髪に少し色が残ってくれる染め方になります。
メリットとしては、明るくして白髪に明るさを近づけることで根元が伸びてきても境目が気になりにくいこと。デメリットとしては、白髪の率が30%以下の方は、黒髪の率が多いため、生えてきた根本の黒色が目立ちやすくなることです。顔周りや分け目にどのくらい多く白髪があるかを見極め、ご説明した2パターンの染め方をお勧めします。
白髪を目立たないように染めていく方法が長持ちします。料金は、サロンによっても変わってくると思うのですがどちらも同じくらいの料金でできるところが多いです。
コスパよくきれいに保つには?
次に、「白髪染めに対してどのくらいの金額をかけてもよいですか?」という質問に対する回答がこちらです。 結果は、1001~2000円が最も多く、28%という結果に。~1000円と合わせると、2000円までに抑えたいという人が50%を超える結果となりました。なるべく安価で綺麗な状態を保つためにはカラー専用のシャンプーとトリートメントを使うこと。
頭を洗ったら濡れたままでいる時間を極力短く、すぐ乾かすことでカラー剤の流出を防ぐことができます。市販のカラー剤は、色の選定の違いなどで色落ちしやすので2カ月から3カ月の周期で美容室でカラーとトリートメントをすることをおすすめします。
ぼかすことは、コスパが良くなる方法としてお勧めです。先ほどもご説明したのですが白髪の率が30%以上、白髪が多ければ多いほど根元が生えてきても目立ちにくく、白髪を染める頻度を極力減らすことができます。
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