「ねんきんダイヤル」に電話すると、20分でいくらかかりますか？聞きたいことが多くて電話代が心配

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は「ねんきんダイヤル」の電話代についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。
 

Q：ねんきんダイヤルに電話すると、20分でいくらぐらいかかりますか？

「『ねんきんダイヤル』に、これからもらえる年金額など、聞きたいことが多いのです。20分ぐらいかけるといくらかかりますか？ 電話代が心配」（匿名希望）
   

A：固定電話以外から20分電話をすると、600円かかります

日本年金機構への問い合わせ先には、年金相談に関する一般的な問い合わせ（ねんきんダイヤル：0570-05-1165 ※）や来訪相談の予約（0570-05-4890）、「ねんきん定期便」「ねんきんネット」に関する問い合わせ（0570-058-555）と、問い合わせたい内容ごとに電話番号が異なります。

※050で始まる電話でかける場合は、（東京）03-6700-1165（一般電話）

いずれの電話番号も0570から始まるナビダイヤルになります。固定電話以外（スマホ等）からかけると、20秒当たり10円の通話料がかかります。つまり1分で30円。20分ですと600円です。ナビダイヤルは、多くの人が利用している携帯電話の「通話料定額プランの対象外」になってしまいます。

固定電話からかけると、全国どこからでも市内通話料金ですので、昼間は3分9.35円で利用できます。つまり20分だと62円程度になります。

ただ、携帯電話からかける人が多いと思いますので、通話料は高額になってしまうでしょう。20分話すと600円、詳しく話を聞いているうちに1時間も話してしまうと、30円×60分=1800円もかかってしまいます。もし長くなりそうであれば、直接、年金事務所にいってみることをオススメします。

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監修・文／深川弘恵（ファイナンシャルプランナー）

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