ヘアセット・ブロー/ヘアセット・スタイリングのやり方

あなたにピッタリのスタイリング剤はコレ!

自分のヘアスタイルにはどんなスタイリング剤が合っているのかわからない! そんな方必見、髪質・スタイル別に適切なスタイリング剤選びをお手伝いします。今お持ちのスタイリング剤を上手に使いましょう。

執筆者:大島 幸司

みなさんの毎朝の「キレイ」を助けてくれるスタイリング剤。色々な種類がありますが、使い分けはしっかりできていますか? ワックス、スプレー、ムース……。今回はあなたの髪にあったスタイリング剤選びのコツを伝授します!

スタイリング剤は3つの成分をチェック

自分にあったスタイリング剤選び、できてますか?
スタイリング剤は、基本的に水分・油分・アルコール分の3つの成分に、樹脂をプラスした成分でできています。これらがそれぞれ働いて、セット力や束の形成力を生み出しているのです。

成分や形が違えば、使い方も仕上がり感も異なりますが、実は「髪の状態」で、使い分けが変わってくるのです。以下でそれぞれを説明しましょう。

■ 水分
髪に水分が残っている健康毛の場合、多めに水分を与えてもウェーブはダレません。けれど乾燥したダメージ毛の場合は、ちょっとの水分でダレてしまいます。

■ 油分
健康毛もダメージ毛も油分の重さの影響を受けます。油分が多いものをつけた場合、健康毛ならウェーブは伸びきりませんが、キューティクルが損傷したダメージ毛は中が空洞になっているので、油分が入りこんで重くなりやすく、ウェーブがべたっとしてしまいます。

■ アルコール分
アルコール分が多いと水分を飛ばしすぎてしまい、ダメージ毛のウェーブはダレてしまいます。逆に健康毛の場合は、アルコールが少ないと水分を飛ばしきれなくてダレてしまいます。

次のページでは、それぞれのスタイリング剤の特徴をチェック!
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