今回は、All About編集部が実施した「ふるさと納税に関するアンケート」調査をもとに、多くのふるさと納税経験者が語る「成功・失敗談」を紹介。ふるさと納税歴10年の筆者がこれだけ押さえておけば失敗しない5箇条を教えます。
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比……男性:176名/女性:314名/回答しない:10名
・年齢比……10代:7名/20代:99名/30代:186名/40代:130名/50代:65名/60代:13名
・アンケート実施期間……2021年11月16日~25日
「したことがない」人は約4割
今回、All About編集部が行った調査によると、今年、ふるさと納税をしていない人の割合は下記のようになりました。今年ふるさと納税をしましたか?
節税効果があり、返礼品まで送ってもらえる「ふるさと納税」。お得になるなら、チャレンジしてみたいという人も増えているのではないでしょうか?
また、周囲にも「ふるさと納税」経験者が増えていると思われますので、うれしい報告を聞いて、身近に感じ、興味を抱いた人もいたのではないでしょうか。
やってよかった「成功例」
・あまり知らない土地でしたが、お肉目当てで納税したところ、なんとなく気になってその後旅行に行ったこと。・いろんな地域のハンバーグを頼めたので、とてもおいしいものに出会えました。
・お米はかなり良かったです。買いに行く手間と体力が要らないので。
・スーパーで買うよりも新鮮でおいしいフルーツが食べられた。
・トイレットペーパーをいただいていたので、家にストックがあり、コロナで品薄になったときも安心だった。
返礼品からその土地を知り、旅行に行ってしまったというのは、よくわかります(笑)。新鮮な食べ物を送ってもらえると、本当においしいですし、お得な気分になりますよね。
私自身、返礼品目当てで「ふるさと納税」をしたことがあります。食べ切れない量のお肉をいただき、おすそ分けしたくらいです。本当においしかったです。
やってしまった「失敗例」
・イクラを頼んだのですが、夫婦2人で食べるのには量が多すぎました。・うっかり限度額を超えてしまった。
・くだものが旅行前に届き、帰ってきたら腐りかけていた。
・シャケ1匹。冷凍で届いたが、切り分けるのに一苦労しました。
・ティッシュペーパーを頼んだら、思いのほか多く来て、ストックする場所に困った。
・ふるさと納税を一度に行ってしまったので、返礼品も一度に到着し、冷蔵庫に置き場所がなくて困った。
・ポイントサイト経由で購入した方がお得なのをあとで知ったこと。
・寄附金受領証明書をなくした。
「ふるさと納税」にハマっている人に多いのが、うっかり限度額を超えてしまうこと。お得な点に目を向けてしまいがちですが、いくらまでOKなのか、知っておくことが大切ですね。
返礼品は、パンフレット等で見るよりも、想像以上にたくさん届くことがあります。自分が使い切れるのか、収納スペースはあるか等も考えておく必要はありますね。
これだけ押さえれば失敗しない「ふるさと納税5箇条」
最後に、ふるさと納税歴10年の筆者がこれだけ押さえておけば失敗しない5箇条を教えます。1. 限度額はいくらか確認しておく
限度額は超えないように! 最大のリターンを得ましょう。
2. 控除を受けるにはどのような手続きが必要か確認する
手続き方法はいくつかあります。やりやすい方法を選んで。
3. 本当に欲しいものかを考える
いくら高額返礼品でも要らないものでは意味がありません。
4. モノを貰う場合、収納スペースはあるのかを考えて申し込む
家が返礼品だらけになってしまいます。収納スペースの有無は大事です。
5. 食品は時期によってもらえないことも。いつ貰えるのか確認し申し込む
季節ごとに魅力的な商品が違っています。必ず確認してくださいね。