今回は、All About編集部が実施した「ふるさと納税に関するアンケート」調査をもとに、ふるさと納税経験者が語る「返礼品を選ぶ基準」を紹介。ふるさと納税歴10年の筆者が、ふるさと納税の基礎を解説します。
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比……男性:176名/女性:314名/回答しない:10名
・年齢比……10代:7名/20代:99名/30代:186名/40代:130名/50代:65名/60代:13名
・アンケート実施期間……2021年11月16日~25日
意外と少ない?「ふるさと納税」をする人は5割
今回、All About編集部が行った調査によると、今年、ふるさと納税をした人の割合は下記のようになりました。今年ふるさと納税をしましたか?
節税効果があり、返礼品まで送ってもらえる「ふるさと納税」。お得になるなら、チャレンジしてみたいという人も増えているのではないでしょうか?
また、周囲にも「ふるさと納税」経験者が増えていると思われますので、うれしい報告を聞いて、身近に感じ、興味を抱いた人もいたのではないでしょうか。
約90%が「魅力的な返礼品」を基準に選んでいる
次に、以下に示すのは、「ふるさと納税を選ぶ基準は?」(複数回答)のアンケート結果を集計したものです。ふるさと納税を選ぶ基準
その地域の品物や食品は、流通量の少ないものも多く、貴重な品物・食品が多くあります。そのようなものが返礼品としてもらえるのはお得ですよね。
また、「寄付額に対して高い価値のある返礼品」も、できるだけお得にという気持ちからですので納得の結果です。個人的には、自分が欲しい商品を返礼品としている場所を選んでいます。場所より返礼品で選んでいます。
寄付金はどんなふうに役立っている?
ふるさと納税は応援したい地域に納税し、その地域の活性化を助けるために使われています。実際にふるさと納税で集まったお金で書籍を購入し、地域の小学校へ配布したりと、子どもたちの情操教育にも役立てられています。返礼品ベースで選ぶ他に、自分の故郷、お世話になった地域、応援したい地域を選ぶと、返礼品を貰う以上に、気持ちがスッキリするかもしれません。