最近はブラシで“こすらず放置”するだけできれいになる洗剤も販売されていますが、それでも「ついこすっちゃう」人もいるのではないかと思います。
今回は、All About編集部が実施した「トイレ掃除」に関するアンケート結果とともに500人に聞いた「トイレ掃除で工夫していること」を発表します。
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比:男性 131名/女性 365名/回答しない 4名
・年齢比:10代 4名/20代 116名/30代 203名/40代 110名/50代 54名/60代 12名/70代 1名
・アンケート実施期間:2021年10月29日~11月1日
33.6%が「こすらず洗えるトイレ洗剤」を選んでいる
以下に示したのはAll About編集部が実施した「こすらず洗えるトイレ洗剤を使用していますか?」という質問に対するアンケート結果です。こすらず洗えるトイレ洗剤を使っていますか?
衛生面が気になる上、置き場にも困るトイレブラシ。今回のアンケートでは「こすらず洗えるトイレ洗剤」を使用していると答えた人が33.6%に上りました。
トイレブラシを使わずに掃除の手間を減らし、頻度を増やすことでトイレをキレイに保つ工夫をしている人が多いようです。
46%がこすらずに「キレイになっている」と実感
では、こすらず洗えるトイレ洗剤を使用している人は実際にブラシでこすることなく満足できているのでしょうか。前述のアンケートで「使っている」と答えた164人に聞きました。こすらなくてもキレイになっていると感じますか?
「キレイになっている」と感じている人が46.3%、「キレイになっていない」と感じている人が19.5%、「ついブラシでこすってしまう」人が34.1%という結果になりました。
洗浄効果は掃除の頻度や汚れの強さによっても異なるため、こまめな掃除が習慣になっている人にとってはこすらず洗えるトイレ洗剤は有効のようです。
500人に聞いた「トイレ掃除の工夫」
このほか、今回のアンケートで寄せられた「トイレ掃除の工夫」は以下の通り。・トイレに入るたびにどこかを掃除する(50代 女性)
・SNSで見てから、キッチンハイターを利用するようになりました(50代 女性)
・床にいっさい物を置かない、マットとかスリッパも置かない、掃除用具も洗面脱衣場に置いています(30代 女性)
多くの人が汚れをためないために「こまめに掃除する」ことを心がけているようです。使い捨てのシートやブラシを使用する、毎日就寝前にトイレに洗剤をかける、汚れ防止のスタンプを使うという意見も多く寄せられました。
時短の工夫は “動線の確保”
私は自分がトイレを使用する際にちょこちょこ、拭いたりブラシでこすったりします。ときどき全体的に汚れやすい場所へ目をむけてあちこちを拭き、たまに換気扇など上の方も。こすらないタイプの洗剤の登場には、「待ってました!」と思いました。「こすらなくてもいい=ブラシを触らなくていい=手が汚れない!」ため、気持ちも楽になりますよね。
忙しくて疲れ切っているときは、(便器にかけて)放置とはいえ1分でも「待て」はきびしい指令に感じることもあるかもしれませんが、家族に邪魔(!?)されない、いいタイミングを見つけて上手に暮らしに取り込みたいです。
最後にひとつ、トイレ掃除の時短術をアドバイス。工夫すべきは動線の確保です。掃除道具は、高頻度で使うアイテムを使いやすく、かつ来客時に隠す(移動させる)必要がない場所に置くことがおすすめ。また、マットなど掃除のときに除ける必要があるものをトイレに置かないことも時短のコツといえます。
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