自宅のトイレで座って小用を足す「座りション」男性が約6割と多数派となったことがライオン株式会社の調査で明らかになり、話題になっています。
提供 LION株式会社

提供:ライオン株式会社


トイレを汚さないための意識変化とみられていますが、「座りション」で実際にトイレの汚れは減るのでしょうか。
 
今回、All About編集部が実施したアンケートより、「座りション」によって汚れる場所がどのくらい把握できているかについて聞いたアンケート結果を紹介します。おおよそ50%くらいの人が正解するのでは?と予想しますが、実際の結果はどうだったのでしょうか。
 
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比:男性 131名/女性 365名/回答しない 4名
・年齢比:10代 4名/20代 116名/30代 203名/40代 110名/50代 54名/60代 12名/70代 1名
・アンケート実施期間:2021年10月29日~11月1日

 

「座りション」で汚れるのはトイレのどの部分?

今回アンケートでは、「座りション」で汚れる場所についてクイズ形式で出題。(1)~(6)のなかのどこが汚れるかわかりますか?

汚れるのは①~⑥のどこ?

汚れるのは(1)~(6)のどこ?


 
正解は「(1)~(6)全て」。床の汚れはまったくないとは言い切れませんが、立ちションの時に比べると大幅に減少します。

そして、座りションでも汚れる場所として注目なのが「便座裏」「フチ裏」とライオンの調査結果(詳細は後述)で挙げられています。

All About編集部が独自に行ったアンケートの結果を見ると、「座りションだから汚れない」と油断している可能性がある人の割合は、下記の結果になりました(※油断している=汚れない、と回答した割合と推定)。

(1)便座裏 21.8%
(2)便座 後部 52.6%
(3)便座 前・フチ裏 54.0%
(4)便座 横・フチ裏 75.8%

「(1)便座裏」は多くの人が正解しているものの、それ以外の部分では、半数以上の人が汚れないと考えていることが分かりました。

多くの方は座りションによるトイレ汚れを完全には理解できていないようです。 では、具体的にどのようにトイレは汚れているのでしょうか。 

 

「座りション」汚れの実証実験結果

提供 LION株式会社

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ライオンが実施した実証実験では、男性の座りションが増えることにより、「フチ裏・便座裏」が汚れスポットになっていることが明らかになりました。
 
「座りション」でトイレの床など便器の外側の尿ハネは軽減されますが、逆に便器の中で尿がぐるっと一周しながらフチ裏や便座の裏に尿ハネが付着。水を流した後も汚れが残ったままになりがちです。

アンケートを細かく見ていくと、フチ裏の前方の汚れには気づいていても便器の奥の方や便座裏まで尿ハネが付着していることを意識できている人は少ないようです。 
 
 

フチ裏の汚れは避けられない

 「座りション」派の増加は掃除をする身からすると好ましい傾向だと思いますが、「立ちション」派も4割近く、まだまだ健在なんだなとも思いました。男性にとってはその方が楽な姿勢なのかなという気もします。本人が飛び散った尿を拭いてくれるならトイレが尿臭くなる心配も激減するので、どちらが正解と決めつけることはできません。
 
なお「座りション」の場合、便座裏や便器のフチ裏のみならず、人によっては便座の外側まで尿ハネが流れ出ることがあり、便器を伝い落ちることで前方向の床との継ぎ目に尿汚れが……という悩みも。「立ちション」のように広範囲まで及ばないのが救いではあります。

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