島田佳奈の恋愛コラム

好きだけど別れたい?心が疲れたときの“別れたほうがいい”兆候3つ

「好き」だから別れたくない……そう思うのは当然のこと。だけど自身の体や心が悲鳴をあげていることを無視してまでそばにいることは、果たして幸せといえるでしょうか。彼氏のことが好きだけど別れたい・別れたほうがいい関係性についてその兆候をご紹介します。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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好きだけど別れたい……別れたほうがいい3つのサインとは

好きだけど別れたい・別れたほうがいい3つのサイン

どんなに好きでも「もう別れたほうがいい」関係性の特徴って?

「好き」と「付き合う」は必ずしもイコールではない──筆者自身、そのことに気づいたのはかなり大人になってからでした。

もちろん、付き合うほど相手と相思相愛だったのは事実。しかし相手は自分とは違う人間です。好きだからといって何もかも受け入れられるわけでもなく、親しくなるほど考え方や価値観の違いに違和感を覚えたり衝突したりするうちに、相手の存在そのものがストレスとなってしまうことも。

一緒にいるのが辛くても「好き」だから別れたくない……そう思うのは当然のこと。だけど自身の体や心が悲鳴をあげていることを無視してまで好きな人のそばにいることは、果たして幸せといえるでしょうか。

そこで今回は、どんなに好きでも「別れたほうがいい」関係性について、その兆候をピックアップしてみました。恋人とうまくいかず悩んでいるあなたは、思い当たる項目があるかどうか、チェックしてみてくださいね。

 
<目次>
 

1:恋人の愚痴を吐き出すのは、ストレスがあふれてしまったから

「彼、〇〇なんだよね」など、女同士で恋人の愚痴を吐き出す場面はよくあること。それが愚痴に見せかけた謙遜やノロケであれば問題ありません。聞くほうも気楽です。しかし、中には聞き流せないようなモラハラであることも。

友人から助言されても、当の本人が自覚していなければ、問題は解決しません。会うたびに愚痴のオンパレードの場合や、内容がしゃれにならないレベルだと「これ以上の愚痴は聞きたくない」とシャットアウトされてしまうかも。

友人や家族から愚痴ばかり吐いていることを指摘されるのは、無自覚なストレスが満タンになっている証拠。コップの水があふれているから、愚痴をこぼさずにはいられないのです。友人だけでなく、SNSなどにも愚痴を吐きまくっていないか、客観的に振り返ってみてください。
 

2:けんかばかりの相手より、けんかすらできない相手のほうが問題

カップルといえど他人同士。時には互いの意見が衝突し、けんかになってしまうこともあります。その頻度が多すぎるのも問題ですが、けんかばかりの状態に疲れてしまい、不快に思うことがあっても「衝突すること自体が面倒」と避けるようになったら赤信号。

「けんかするほど仲がいい」とはよく言ったもの。けんかするのはエネルギーを消費します。それでも「相手ともっといい関係を築きたい」からこそ、ぶつかることで互いを理解しようとするのです。

けんかに注ぐエネルギーを出し惜しみするようになったのは、愛情が目減りしたから。それは「別れを切り出すのも面倒だから付き合っている」だけの状態です。
 

3:恋愛と結婚は別。長期的に考えて無理な相手との未来はない

恋愛が非日常ならば、結婚は日常です。夫の言葉や行動にいちいち感情が振り回されるようでは、結婚生活を続けられません。

「恋人が浮気するのでは」と日々疑心暗鬼になっている、恋人からの束縛が激しく友人と会ったり連絡を取ることもできずにいる、恋人からダメ出しを受けるばかりで自信を消失している(それがモラハラだとも自覚していない)ような関係ほど、「結婚したら変わるかも」と期待しがち。

しかしその期待は、裏切りで終わります。占い師じゃなくても分かるほど、予測のつく結末です。
 

1つでも当てはまるなら、恋人と離れるべきタイミングかも

「別れたほうがいい」状態は、第三者からはよく分かるもの。逆に、渦中にいる当事者は冷静さを欠いているせいか、ひどい状態になっても別れる選択ができなかったり、周囲からの助言も聞く耳を持たなかったりします。

上記に1つでも当てはまるようならば、ためしに恋人と離れてみる時間を持ってみてください。期間は数日でもかまいません。実家へ里帰りする、友人と旅行をするなど、物理的に離れることでホッとする自分がいるならば見直しどき。あなたにとって快適な恋人との距離感や関係性について、1人で考えてみましょう。

そもそも恋愛に「正解」はありません。そしてあなたには、幸せになる権利があるのと同様、不幸になる権利もあるのです。

誰もが「別れたほうがいい」と思う相手であっても、今後付き合い続けるか決めるのはあなた自身。せめて悩まない、後悔のない方向を選んでほしいと筆者は願います。

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