全ランキングを発表!
最後に、5年間の地価の増減ランキングについて、全順位を発表します。
地価変動ランキング
地価上昇率の低いエリアは、富田林市、羽曳野市、八尾市等の大阪府下南東エリア並びに門真市、守口市、寝屋川市の京阪沿線の行政区に偏っています。これらは新幹線・東海道本線・名神高速道路などが通るいわゆる「国土軸」と呼ばれるから外れているエリアです。インバウンド需要に沸いた2015~20年は産業や交通が有機的につながった国土軸エリアが成長し、そこから外れたエリアが取り残されたともいえそうです。
コロナ禍ではリモートワーク等で郊外居住が注目されています。土地価格が下落したことで相対的に安くなった土地上昇率下位エリアが今後どのように推移するのか、結果が出るのは少し先になると考えられます。