島田佳奈の恋愛コラム

マッチングアプリで覚えておきたい「リスク防御策」。相手を見極める“2つのポイント”とは?

マッチングアプリにはいい出会いもありますが、まれに犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性も。安全に利用するためにも、覚えておいたほうがいい防御策を伝授します。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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マッチングアプリで考えられるリスクや危険性を体系的に知っておこう

マッチングアプリで考えられるリスクや危険性を体系的に知っておきましょう

巷では、マッチングアプリがきっかけで起こった犯罪のニュースばかりが耳に入ります。しかしネガティブな側面ばかりにばかりフォーカスし「ネットの出会いは危険」と決めつけてしまうのは残念なこと。なぜならマッチングアプリの9割以上は、ニュースにならない「平和(安全)な出会い」なのですから。

とはいえ実際にマッチングアプリ絡みで事件が起こっているのも事実。そこにはニュースになるほどではない、軽微なトラブルも含まれます。具体的には、どんな事件やトラブルがあるのでしょうか。
 

マッチングアプリにおける事件やトラブルの種類

・犯罪系
犯罪(殺人や強姦など)の対象を探す目的でマッチングアプリに登録している人も、いないとは限りません。また、最初は婚活目的だったのに、出会った相手とトラブルになり衝動的に……というケースも。

・勧誘系
犯罪ではないにしろ、宗教やネットワークビジネスやマルチ商法の勧誘なども厄介なもの。敵は「断れなさそうな人」を見分ける審美眼を備えているので、意思の弱い人は特に注意が必要です。

・援交系
「マッチングアプリなんかしなくてもリアルでモテそう」な若い女性の中には、サクラ(前述の勧誘系)や援交相手を探しているパパ活狙いの人もいます。彼女らはいずれも金銭目的なので、お金を持っていそうな男性にしか近づきません。最近は逆パターン(男性のサクラやママ活)もいるので、女性も油断禁物です。

・ヤリ目系
ライトなマッチングアプリから本気の婚活まで、ネットの出会い系には必ずヤリ目(=体目的)の男性がいます。特に男性も無料で登録できるアプリほど、本気の恋愛や婚活ではなく遊び目的な男性の比率が高くなります。女性側も同じ目的であればトラブルにはなりませんが、真面目な出会いを求めているならば、この手の男性は避けたいですね。
 

サクラや勧誘目的の人を見分けるには「2つのポイント」に注意

リスクを考えずマッチングアプリをするのも(特に女性にとっては)危険ですが、必要以上に恐れてしまうのも考えもの。実際にマッチングアプリを活用しているほとんどの人は、あなたと同じように出会いを求めている普通の人です。

リスクを最小限に抑えるためにも、別の目的で潜伏している人は避けたいもの。せめて怪しい人を見分ける最小限のポイントを覚えておきましょう。

・メッセージのやりとりで、すぐLINEの交換を求めてくる
アプリにもよりますが、付属のメッセンジャー機能が有料なところほど、LINEなど無料でやりとりできるほうにシフトすることを希望する人が現れます。お金をかけたくないのは、本気度が低いから。あるいはサクラならば、自身に課金してくれるサイトへと誘導するのが定石です。

考えてみてください。数千円の有料会員コストすらケチるような人とは、リアルでデートしてもきっと楽しくないのではないでしょうか。「もうすぐ辞める予定だから」という理由でLINEへ誘導するのも常套手段。その後本当に辞める輩はほとんどいませんよ(笑)。

・初デートの前、あるいは初デートからお金の話題を出してくる
婚活目的で相手の収入を気にする人はいますが、パパ活や結婚詐欺的な目的の人も、同じように相手の収入(および資産)に探りを入れてきます。むやみに収入やお金の使い道などを訊いてきたり、親しさに見合わないおねだりをされたり、不自然に物品を勧めてきたら、冷静に判断を。
 

リスクは知識と理性で防御。安全に楽しもう!

マッチングアプリに限らず、初対面(あるいはそれ以前)の人を頭ごなしに信用してしまうのは、お人好しが過ぎます。下記に挙げる防御だけは、(特に女性は)心がけておきましょう。

・初対面の人の車には絶対に乗らない
信用できる相手とわかるまでは、ドライブデートは遠慮して。電車やバス移動で行けるようなデートコースを提案しましょう。

・初デートはランチタイムにする
お酒に強い人でなければ、飲みに行くデートも慎重に。ランチタイムを提案すれば、時間帯的にも安全です。

・交際前に肉体関係を求められたら
大人としては自己判断でいいと思いますが、先に関係を持ってしまった相手とは、まず交際に発展する可能性はゼロだと思ったほうがいいでしょう。安売りする人は選ばれません。

・小銭でも金銭は貸さない
金銭目的の人は、たとえ最初は少額でも「貸してくれる」人をカモにします。本当に困っている相手ならば「あげる」心づもりで。仮に詐欺じゃないとしても、頻繁に無心するような人は、恋人や結婚相手にふさわしい相手ではありませんよ。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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