お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、住宅ローンの頭金について専門家が回答します。
 

Q:住宅ローンの頭金は、いくら準備するべき?

「住宅購入を検討していますが、頭金はいくらを目安に準備したらいいでしょうか? 物件価格としては3000万円程度を考えています」(35歳・男性)
 

A:戸建住宅の場合15%、分譲マンションの場合は20%を目安に準備

住宅を購入した人の平均を基準にするなら、戸建住宅の場合15%、分譲マンションの場合は20%を目安に準備するとよいでしょう。金額にすると450万円~600万円です。

実際に頭金を決める時には、次の【1】、【2】を満たせば15%や20%を下回っていても構いません。

【1】緊急時の資金が手元に残せる
【2】無理なく返済できる条件(返済金額、期間、金利)で借りられる

緊急時の資金の目安は、毎月の生活費の2年分です。また、登記費用やローン手数料など初期にかかる住宅取得費用は自己資金で支払う必要があり、頭金とは別に準備しなくてはいけません。

無理なく返済できる条件とは、今賃貸住宅に住んでいる場合、その家賃・共益費(管理費)を基準に判断してください。住宅購入後、家賃はなくなりますが、住宅ローン返済以外に保険料(火災や地震)、固定資産税・都市計画税や修繕費、そしてマンションの場合は修繕積立金や管理費が新たに発生することを見落とさないよう気を付けてください。

コロナ禍の今は、今までよりも慎重に住宅ローンを借りることを検討したほうがいいでしょう。イザという時に親からの資金援助や相続があてにできるという人は、金利の低い今は、頭金を抑えて住宅ローンを借りられるだけ借りておき、返済期間の短縮や毎月の返済を減らしたいなら、余裕が出た時に繰上返済を行うという方法もあります。

手元資金もなく、毎月の返済も精いっぱいの状態でスタートすると、追加の支出があった時に選択肢がなくなってしまいますので、現預金が一気になくなるような住宅購入はおすすめできません。

もし手元資金に余裕がなければ、まずは現金を貯めてください。住宅の買い時はまたやってきますので、慎重に考えましょう。

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