細かいところかもしれませんが、クリックひとつで縦書き表示ができます。アンチエイリアスで「Sharp」や「Smooth」が選べるなど、文字ツールが使いやすくなっているところも嬉しいですね。
▲「Direction」のボタンクリックひとつで縦書きに表示できます
ペイントショッププロの「プロ」の機能充実としては、「RAW」データが扱えることや、「参照」画面でEXIFなどの画像の詳細なデータを確認できるようになりました。
冒頭にも書きましたように、従来のPSPユーザーで「ペインターのように絵を描きたかった」という方や、「フォトショップのような詳細な画像の調整を行いたかった」という方には、とても扱いやすいものだと思います。
逆に初心者の方にとっては、扱えることが多すぎて、操作に戸惑われるかもしれませんが、多機能ゆえの贅沢な悩み…かもしれません。
ガイドとしてはペイント機能もちろん、ドロー機能も扱いやすいと思います。ペイントショッププロという名前に今更ながら納得してしまいました。
ご紹介しました「Jasc Paint Shop Pro 9 ベータ(英語版)」は、Jasc Softwareサイト(英語)から無料でダウンロードができます。65日間試用できますが、サポートは行われておりません。インストールおよび使用に際しては、ベータ版および英語版であることをよくご理解したうえで行ってください。何らかの不具合がおきた場合でも自己責任において対処することになりますのでご注意ください。
●参考サイト
Jasc Software(英語)