これも大好きな道具です(スミマセン、主観が入ってきています)。墨を手に取り(クリック)、硯で磨る(ドラッグする)と、色がどんどん濃く、黒くなっていきます。クリックひとつで色を選べるのではなくて、…なんていうんでしょうか、理想の濃さにするための経過が楽しくて、気持ちが落ち着きます。
「水滴」も同様に、硯に注ぐ(クリックする)ほどに色が薄くなっていきます。楽しさゆえについついクリックしすぎたりして…。カラーピッカーで直に色を選ぶことが味気なく感じてしまいます。
「習字モード」に切り替えると、あらかじめ用意されているお手本をなぞって書く練習ができます。お手本には「ひらがな」「漢字」「基本」「いろは」「楷書」「草書」「行書」「実用」の項目があり、「初春」「慶」「賀正」「涼風」「迎春」「御祝」など、良く使う文字が収録されています。
書き終わったら「採点」ボタンをクリックすると、結果が点数で表示されます。…うーん、意外に難しい!
文字だけでなく、このソフトでは水墨画が描けますし、また写真を開いてその上に文字を描くこともできます。
▼水墨画風や写真など、文字以外のビジュアル作品にも
また、「紙の選択」では9種類の質の違う紙を合成して、背景の雰囲気を変えることができます。
▲水墨画を「宿紙」で合成したところです。
▼他にも紙の選択を加えてこのような作品ができました